考え中

まったく公共性のない備忘録

アザミかアイリスか

イギリスのErcol社のアンティーク家具で、シスルバックチェアと呼ばれている椅子がある。シスルはthistle、あざみだ。背もたれに3本、アザミの花らしき意匠が透かし彫りになっている。ケルト感のあるデザインといえばいえる。アンティーク家具店で定期的に入荷する椅子だが、イギリス本国では検索しても一個も見つからない。

Ercolで調べると、同じデザインの椅子がfleur de lys chairという名前で出てくる。フランス語だ。ユリの紋章に使われる、実際にはアイリスと言ったほうがいい。

日本ではなぜシスルバックチェアになったのだ。そもそもこのデザインはアザミ、ユリ、アイリス、それ以外・・・どれが正しいのだろうか。

どうしてこうなったんだろう。

 

大腸内部は健康そのものだった

内視鏡検査の結果、大腸内に異常はなかった。過形成性ポリープというのがひとつあったけれど、それは問題ないそうで取らなかった。

検査は横向きに寝てやると思っていたら、横向きで開始、うつ伏せ、反対の横向きと体位を変えていくことが最中に分かった。

胃の内視鏡より時間は長かったけれど、それは腸の長さが内視鏡の長旅に関係していると分かった。

串刺しにされている感じはあるけれど、痛みはとくになく、便秘の便が出る時の感覚程度だった。むしろ前日の腸の洗浄の方が精神的に疲れた。

帰宅後たくさん食べて、疲れてぐったり眠り、起きてまたたくさん食べた。

この腸の張りや脚のしびれの原因はいったいなにかという課題がさらに残った。

大腸内視鏡検査をするよ(乞うご期待)

水曜に大腸内視鏡検査をすることになった。

明日は前日の食事制限なので、今日のうちに牛乳を飲み干し、キウイやトマト、アボカドなど、日持ちしないものを食べきっておいた。

明日は食物繊維を極力避け、お酒や薬も飲まず、おかゆやうどんを汁だけで食べる日になる。食パンもバターなしならOKらしいので、バナナ(これも唯一OK)と一緒に食べる予定で買い物した。あとは大量の水、水と言ってもポカリやお茶など、水以外の飲み物を半分以上摂らなくてはいけない。

 

今日はもらった下剤(ソルダナ錠)を飲んだ。お腹が張っていたのが、さらにパンパンになってきて、口から出そうで不快である。順調に明後日に内視鏡検査ができるのか、乞うご期待。

 

 

To Walk Invisible

BBCドラマ"To Walk Invisible The Bronte Sisters" を見た。

新年からいろいろあって、テレビも見ていなかったけれど、5月の連休明けに仕事が一段落して、それまでの休暇をまとめて取っているような毎日(それではいけないのだけれど)。

 

ブロンテシスターズ、なかなかキャラが立っていて、基本的には次女エミリーが癖が強いという設定なのだが、長女シャーロットも濃い。3女のアンが出てくるとちょっとホッとするぐらい。

父パトリックと兄弟のブランウェルがゆるゆるで家庭崩壊状態で、母親は結核でなくなっており、なるほど苦労した3姉妹だったことが分かる。それで、invisibleな状態で家族にも内緒で脚光を浴びることになるのだが、見ていて、それは悔しさではなくて、希望が持てる部分だった。

 

 

 

下腹部雑感

切除したポリープその他の検査結果が出たので聞きに行った。結論としてすべて良性でなんの異常もない。それはよかった。

しかし下腹部の違和感と右足の閉塞感は続いている。それぞれ別々の異常なのか、関連しているのか分からないけれど、一進一退を続ける症状をなんとなく受け止めながら、新たな局面(次の病院)へ行けるのはいつだろうかとぼんやり考えている。

 

やっと診察

ポリープを2つ、パチンパチンと切ってもらった。ちょっと診察のつもりが、その場で切除となった。悪性かどうかは10日後に分かるとのこと。足の不調もこれが原因だったかもしれないので経過観察中。

ついでに関節が痛いのにも生活改善指導をしてもらった。

 

また体調不良

ある3月の朝、太もも裏下部の内膝寄りの辺りに違和感を感じた。持病が関係有るのかと思って薬を飲んだけれど、治らないばかりか違和感が広範囲に広がった。

病院に行けない日が続いて、4月に入り、余計に忙しくて放置していた。良くなったり悪くなったり、原因も分からない。

それでも出張や仕事をこなしていたら、4月の半ばに今度はもう一方の足のふくらはぎに違和感が出た。両足となると、予想する病気も変わってくる。

結局、今日もまだわからないままで、明日こそと思っている(病院)。

Windows10のみWi-Fi接続できなくなる

久しぶりにWindowsへの不満爆発案件が。

朝起きたらネットに繋がらない。時間が無駄に消費されて解決しない。

別のPCで検索しながら、対応策が見つかるたびに問題のPCに戻って対処、となるのもわずらわしい。

 

Windows10だけ接続できない

昨日からWindows10だけインターネット接続警告マークだった。つまりルータとパソコンはつながっているのだ。トラブルシューティングの結果は以下のとおり。

見つかった問題 ”イーサネット”には有効なIP構成がありません。 未解決

なお、Windows7Apple系機器も、プリンタもテレビもKindleも全く問題ない。iPhoneとテレビでYoutubeつないで快適に見たぐらいなので、容量の制限も起きていない。さらに、LTEで接続してみても、iPhoneからの共有はできるけれど、ネットにはつながらない。

 

イーサネットの設定は問題じゃない

検索したら、2016年、2017年と何度もWindows10はこの問題を起こしているらしい。

Windows10の問題だってことは確定(もう確信していたけど)した。

アップデート後につながらなくなって、皆さんあれこれ試している。そのうち、昔からよくやる対処(パソコン再起動、ルータ再起動、ネットワーク一旦削除で再設定など)は、だめらしいことが分かった。イーサネットの設定を変えてつながるなどの報告をしている人もいたが、今回はそれが効かない。

 

スタートアップとシャットダウンに問題があった

Windows10は高速スタートアップ、つまり電源入れてすぐ使えるように完全にシャットダウンしない方法をデフォルト採用していて、それをちゃんと説明していない。

だから、ネット接続に限らず、周辺機器が認識されないなどの問題も起こりうる。Windowsアップデート後にWindowsの「自動的に再起動」を選ばず、自分でシャットダウンし、翌日普通にスタートすると、そういう問題が起こる。

 

高速スタートアップを無効にする

高速スタートアップを無効にし、パソコンを完全にシャットダウンするには、設定を変える方法と、その1回限りの完全シャットダウンの方法の2種類の方法がある。

コントロールパネルの電源オプションから「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外すのが前者、Shiftキー押しながらシャットダウンするのが後者。Shiftは再起動でも使える。

 

解決

完全シャットダウンして、起動してみたら起動するか否かという段階でネットに接続できてセキュリティソフトの定義アップデートが始まった。Dropboxも勢いよく同期を始めた。

Web チェックイン考

Webチェックインで、往路は空港に早朝行かなくても済んだり、特設カウンターで荷物預けたりできてよかった。

復路は現地ホテルにビジネスセンターなどのプリンター有りのパソコンがないと困るし、それができても、今回のように仁川国際空港第1ターミナルで「Webチェックイン済み」と申告しても同じ列に並ばされたりした場合は意味がない。

かと思うかもしれないけれど、座席指定ができるのがありがたい。昨今、みんな指定しているからか、残席は通路側が空いていない事が多く、トイレ近いマンは泣く。

航空会社によっても、チケットの種類によっても、何時間前からWeb解禁になるのかは事情が異なるけれど、出発前に帰りの便のチェックインができるケースがいちばんいい。48時間ばかりだと(今回そうだった)、帰り便は現地でチェックインなので上記のようなことになる。

 

KTのsimとT-moneyカード

KT isはKorea Telecom、韓国最大の通信事業社だとのこと。旅行者用のsimを買った話は以下のとおり。

 

mihalita.hatenablog.com

 

このページにも書いたとおり5日間、上限なしのデータプランで27500ウォン。その後3日間、simのおかげでホテルの不安定でオープン過ぎるWi-Fiは余り使わずにLTE通信し続けたところ、1.2GB使ったところで帰国便に搭乗した。打合せ中の資料提示のためのタブレットも、寝る前の動画鑑賞も全部LTEだった。

なお、最後にキンドルの本をダウンロードしてから搭乗したけれど、ずっと機内上映映画を見ていて結局読書はしなかった。

そうすると、1日1000円弱なので決して安くはないけれど、5泊すればまあまあなsimかもしれない。最短で5日だけれど、その上に10日で38500ウォンのデータsimがある。これだと買いだと思う。

プリベイドデータSIM | KT ローミングサービス

SIMカードの種類(※ 消費税を含む)

券種   利用期間
27,500ウォン 5日
38,500ウォン 10日
71,500ウォン 30日

 

 

T-moneyカードの方は、カードを使うことで通常運賃より100ウォンぐらい安く移動できるので、その分だけでも割安なのだが、運賃のことより便利さが大きかった。

夕飯に出たり、韓屋村に行ったりで、毎日1駅か2駅を往復していたので、3000ウォンぐらいが3日間と、空港~ソウル市内への移動に往復で10000ウォン程度使ったので、カード残高は1000ウォン(100円ぐらい)だろうと思う。

なお、T-moneyカードといっても空港で買えたのは

Korea Tourカード :韓国観光公社公式サイト

という旅行者用のカードで、カード購入費用の4000ウォンの返金はできないらしい。

 

 

 

帰国便待ち

着いてすぐだけどもう帰国。メインは昨日の打ち合わせだったので、用事は済んで帰るだけだ。

今朝はホテルに荷物を預けて北村韓屋村という観光地をぶらぶらしてきた。韓屋村というのは韓国の伝統家屋のことで、それが密集する地域を保存して観光資源としているのだ。民家なので普通の人が住んでいる地域でもある。

半日しか無いので北村ではなく益善洞韓屋村という近くて小ぶりで新しい韓屋村へ行ったのだが、どこも11時か12時にならないとOPENにならないようなのだ。だったら午前は景色を眺めるしか無いので、高台にあって眺めがいいという北村韓屋村の方まで歩くことにした。

このあたりは地下鉄で言うとソウル地下鉄5号線の鐘路3街という駅の近所で、景福宮と昌徳宮に挟まれた辺りである。それは以前に訪れた。宗廟もある。しかし火曜は定休日ということで残念ながら韓屋村歩き一択(残念ではないけど)になった。

北村韓屋村は、最寄り駅でいうと地下鉄3号線の安国駅というところで、鐘路3街から地下鉄に乗ってもいいのだが、歩いても15分ぐらいである。途中、雲峴宮という李氏朝鮮時代の宮殿があるので中を拝見。

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北村韓屋村

すぐ次の交差点がもう安国駅なのだが、インフォメーションがあるというのでそちらにまず寄った。ここで簡単な地図をもらい説明を聞くと効率よく築百年以上経ってるという家を見た後、絶景ポイントへ行ける。坂の両脇に続く味わいある民家を見ながら歩くのはハイキング感覚なので、明洞へ行く感じの服装ではなくハイキング的な出で立ちがいいと思う。

その後また歩いて益善洞の方の韓屋村へ戻り、韓国茶のカフェでくつろいだ。ちなみに、歩いて戻る途中、栗餡や豆餡が入った餡パンの店があって道草したので、空腹ではない。お茶は五味茶(実は前日に飲んだ)やよもぎ茶など、なんとなく分かるものから、全くわからないものまで10種類ぐらいあった。

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トゥルアン



桑の葉茶を選んで餅菓子とともに注文。桑の葉茶はくせのないちょっとした香りのあるお茶で、やわらかい。餅菓子はよもぎ餅だった。蒸したてなのか、暖かく柔らかい。よもぎの葉っぱが練り込んである。真ん中に水飴が入った小さな器が乗っていて、その反対にはかるかんみたいなふわっとした米菓子に豆がたくさん入ったお菓子が3つ4つ載っている。ずいぶん一人分には多いけれどとても美味しいので難なく入っていく。

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桑の葉

そろそろ空港へ移動する時間になったので、店を出て地下鉄駅へ向かうが、寒い。2化前に着いた時からずいぶん春めいて暖かいと思っていたけれど、今日は少し気温が低くなったようだ。

韓国に来て、色んな種類のお茶を飲んだ。今もとうもろこしのお茶を飲みながらこれを書いている。

連投 出張1日目

1日で3投稿もするほど何があったのだろうか。

食べたものを書いておこう。

ロッテデパートで食事

空港から電車で無事にソウル駅に到着して地下鉄に乗った私。2つ前のエントリーに書いたT-moneyカードがエラーを出した話は、この地下鉄を降りる時のことだった。その問題は乗り越えてホテルへ。

ホテルはいい部屋が空いていたからと、変えてくれていた。たしかに広くていい部屋で、ファミリーでもないのでベッドが多すぎてどのベッドに寝ようかと思っている。

ホテルを出て地下鉄でロッテ百貨店へ買い物+夕飯へ。

ロッテデパートがある駅は乙支路入口という名前でウルチロイックと発音するらしい。先ほどエラーを出したカードをかざすと、問題なく赤ランプになって通れた。さて、2駅しか移動しなくていいはずの「乙支路入口」であるが、2駅目の駅名は「乙支路1街」と書いてあり、表記も「ウルチロ1ガ」になっていたので「ここじゃない」と乗り越してしまった。2つ駅をすぎてからどうも違うと思ってそこで降りて駅の路線図を眺めたら、「1街」の表記もあるけれど、それが「乙支路入口」だということらしい。

仕方がないので2駅戻って電車を降り、地下から直結とやらのロッテデパートを探す。案内も出ていないので、人の流れについていくと7番出口からロッテデパートの地下食料品売り場へ入れた。

ロッテデパートは20年ぐらい前に来た時とずいぶん違い、日本のデパ地下みたいな側面と、フードコート的側面を併せ持つような場所になっていた。そこでレモンとマンゴーのスムージーみたいなものを飲みながらぐるぐるした。寿司とかそばとか、日本の食べ物っぽいものを現地の人が食べている様子であることに気がつく。歩いているとトッポギの辛いスープを発見。真っ赤である。実際辛くて食べきれなかった。ごめん。でもうるち米とは思えないほどのなめらかでしなやかな餅。たいへんおいしかった。

 

ロッテデパートで買い物

ベタだけどロッテデパートでお土産でも買おうということで来てみたのだったが、あまり買えなかった。現地のものより日本や海外の輸入食品が多くて。

それでもお茶をいろいろ、コーンのお茶とか、ハブ茶とか買って、さらに黒豆の豆乳風のドリンクパックを買ったら、これが旨い。

 

ところで空港でもホテルでもロッテデパートでも日本語はそれほど使うことはなく、むしろ私が韓国語がんばれよという場面が多かった。

 

連投 出張先より

下のエントリが長くなってきたので、改めて出張先よりこんばんは。

下のエントリでは、まだ仁川国際空港でまごまごして、やっとソウルまで来たところまでしか書けなかった。その後どうなったのか、となると思ったかもしれないが、時間は遡り、出発の朝のことを書くよ、ぜんぜん前に進まないけどね。

予定していた電車に乗り遅れ

大韓航空のWebチェックインをしたので、朝7時半に空港についているようにというのが、8時半でいいってことになっていた。この1時間は大きい。そういうわけで、7時半に空港行きの電車に乗ればいいということを事前に調べてあった。

ところが、最近朝起きてからの起動時間が長くなってきて、6時に起きて7時出発の予定が、7時16分に家を出るという遅刻をした。飛行機に乗る日に遅刻するなんて。しかも腕時計が止まっているではないか。まだ電池交換したばかりなのに。

車を飛ばして駅近くの駐車場へ。車を止めたのが7時28分。2分でスーツケース持ってホームまでは行けないよ。

時間を調べたら次の特急料金出せば間に合うので、ゆっくり駅へ向かう。電光掲示板を見たら、走れば間に合うかもしれない電車の音がする。ホームへの階段を登ると出発する電車が!というお決まりの乗り遅れシーンをやって、ふと気がついた。「反対ホームじゃん」。

乗り遅れてよかった。慌てて逆のホームへ行くと33分の電車が来た。それに乗ったら、乗り継ぎの駅で、当初のプラン通りの電車に乗れた。当初の予定通り空港に到着した。朝から焦った。

 

空港は混んでいた

どうでもいい話が続くけど、ソウルの夜はこれを書くことが私のエンターテインメントみたいなものなので、続けるよ。

予定通りの時間に空港に到着して、Webチェックインした人のみに開かれる通路から入ってカウンターで荷物を預けたら9時までにゲートへ行けと言われる。

2月末の朝の空港は大混雑で、両替所に人の列ができていた。その列に並んで両替してもらったら8時40分になってしまった。もちろん出国審査も混んでいる。タブレットやパソコンや筆箱を出して、コートとマフラーを脱いで、トレー4つぐらい使って載せて、あきらかに他の人達より作業が多くなっているわたし。

忘れ物のないように脱いだものを着て、出したパソコンをしまい、出国ゲートで荷物整理をしたらもう搭乗時間になってしまった。忙しかった。空港へは早めに行きましょう。

朝から好調とは言えない感じでスタートして、その後T-moneyカードが買えないなどのトラブルもあり、なかなか気の滅入るスタートだったが、途中いいこともあった。

 

 イケメンCA

 もう本当にイケメンだった。身長も190センチはあるかという長身で身のこなしもいいけれど、やっぱり顔がいい。よく見るとうっすらえくぼが出る。こんな三次元がいていいのか。さわやかや~。

私の座席は後部のトイレ近くの通路側だったのだが、後ろがキッチンでCAさんたちが集まっているところだった。で、彼がそこからぴょこんと顔を出して客席を覗くという場面が!

・・・なんてことをしてくれるんだ。

さわやかスマイルだけではなく、かわいさも満点じゃないか。

出張先より Seoulの地下鉄カードとSIM

出張です。出張するか体調悪くなるか、パソコン買うか、そんなときでもないとブログを更新しないような感じになっているが。

今回はソウル。初日から災難の連続で、今、ホテルの床にキムチをちょっと落として掃除した程度にはツイてない。

 

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T-money カードとKTのsim




空港タスク1:ソウルの地下鉄で使うT-moneyカードの購入とチャージ

仁川国際空港の第2ターミナルに着いた。1月末から使えるようになった新しいターミナルだ。

このターミナルでT-moneyカードというソウルの地下鉄やバスで使えるICカードを入国してすぐ横にあるセブンイレブンで買った……つもりだったけど、よく見たらCashbeeという別のカードだったので、空港内を戻ってCashbeeを返して(返金してくれた)、別のコンビニでT-moneyを買い直すという事件があった。

ちなみに、Cashbeeでも全然問題はない(Suicaでも他のICでもいいように)。釜山の方ではCashbeeが主流だという。

新たに買ったT-moneyは平昌オリンピック記念のデザインで、やっぱり買い替えてよかったと思ったり。

T-Moneyはカード代が4,000ウォン。チャージは、今回2万ウォンしてみた。3日分の交通費だ。空港からソウル市内まで往復1万ウォンぐらいなので、残りの1万ウォンで市内を移動しようということで、足りるか余るか、またの機会に。

ちなみに、地下鉄の改札はカードをかざすと赤ランプが点く。青か緑が「進め」だと思っているので、赤が出ると何か故障したかと思って通れない。スーツケースも運んでいると改札を抜けるのに時間がかかる。そういうわけで、最初に地下鉄を降りるときにカードをかざしたものの通り抜けられず、ヒヤッとした。カードをもう一回かざすと拒否される。そこで、改札の端っこの非常口っぽいところへ行くと、カードをかざしてCALLボタンを押せと書いてある。駅員さんはいない。

駅員が来るのかと思ったら、そうではなく、何か韓国語でインターホンみたいなところから声が聞こえる。よく分からないのでそこで2~3回同じ操作を繰り返していたら、そばにいた人が、出ていいって言っているんだよ的な説明をして押したら改札が開いた。この説明で伝わるのかどうかわからないけど、結論としてT-moneyカードはエラーが出やすく、無人駅でエラーが出ても慌てなくていいということだ。

 

空港タスク2:Prepaid SIM購入

空港でやっつける仕事はもうひとつ、iphoneプリペイドSIMを買うことだ。事前の調査ではKT、EGなどがあり、5日間上限なしのデータサービスというのが旅行者用に3,000円前後で売られているそうだ。ほかにもLINK KOREAとか、あれこれWEBに情報はあった。

しかし、Incheon国際空港の第二ターミナルに関して言えば、目につくのはLGとかSKとか、別の会社のSIMのカウンターばかりで、KTとうのはない(あとで見つかる)。最初に行ったセブンイレブンではまた別のSIMが1GBと2GBって書いてあったので、これでいいかと思って聞いたら1GBは品切れだという。次に行ったGS25というコンビニではEGがあったので、EGのその5日間上限なしっての下さいって言ったら、在庫切れと言われた。途方に暮れて(はいないが)、また行きつ戻りつしていたら、LGにまぎれてKTのカウンターが1つだけあった。KTのKは韓国のK。大韓民国最大の通信事業者のはず。

さて、KTのカウンターで聞いたら、27500ウォンでデータSIMあるいは音声+データSIMを選べという。そりゃ同じ価格なら音声通話もショートメッセージもできればいいと思ったら、音声つきの方は帰りに返却ということで、めんどくさい。空港で返却は必ず忘れる(過去にやっている)。返却しないと加算されるので、クレジットカード払いである。それも勤務先の精算の都合でめんどうだ。

というわけで、データSIMを買うことにした。名前は音声付きが「Prepaid SIM」、データだけが「Prepaid DATA SIM」と呼ぶらしい。

プリベイドデータSIM | KT ローミングサービス

その場でカウンターのお姉さんがやってくれた。日本で使っているAPN設定を消したので、帰国したらまたAPNダウンロードする必要はある。SIMの入ってるケースにあの針金もついていて、日本から持っていく必要がない(Vodafone NZのTravel SIMのときは針金持参だったので)。

キャリアはdocomoからKTになり、LTEと表示されて、無制限に使えるし空港のフリーWi-Fiより何倍もサクサク快適だ。今これを書いているホテルのWi-Fiも遅いので、「インターネット共有」でパソコンを使っている。

 

空港からソウル市内へ

仁川国際空港から普通の各駅停車の電車でソウル市内へやってきた。リムジンバスと電車があるそうだ。最初はホテルに近いところに止まるリムジンがいいかなと思っていたけれど、空港から空港電車が開通したというので、調べたらA'REXという直通電車だ。43分(最短)でソウルまで行くらしい。私がいた第二ターミナルだと51分だ。

しかし普通の各駅停車でもソウルまで60分ちょっとでソウルにつく。9000ウォンと4750ウォン。差額を払うほどなのか?となる。しかもA'REXだとT-moneyは使えないらしい。普通の電車は使える。

さて、一般電車各駅と書いてあるホームへ降りていくと、あちこちにA'REXの広告があって、一瞬ここはA'REXのホームなのか?と戸惑う。電車内にもA'REXの広告があって、間違えて乗ってないか心配だったが、大丈夫だった。普通の各駅停車なのでスーツケース人種も通勤スタイルの人も乗ってくる。

ソウル駅から地下鉄に乗り換える場合、2番線はソウルを通らないので、2番地下鉄利用の場合はA'REXの直通ソウル駅までというのが裏目に出るかも。

 

 

鼻水止まって

ゆっくりと仕事に入りたかったけれど、年明けは暴力的に始まった。

鼻水が止まって、湿潤療法の傷跡のかゆみも治まり、通常の健康状態になったにも関わらず、精神状態が落ち過ぎでできれば寝ていたい毎日である。

朝方には病院でマッサージを受けて8000円支払う夢を見た後、今ひとつの気分で朝食を食べながら窓の外を見たら、自宅駐車場に自分の手袋が両手分落ちているのを発見した。昨日までなら晴天だったのに、今朝は土砂降りなので手袋も水浸しである。ショックな中に面白さがある光景だ。

昨夜、運転中に膝の上においたのを忘れて車から降りて、そのまま家に入ったらしい。運転席の横に折り重なるように倒れ込む手袋。

朝ごはんのブルーベリージャムを袖につけるという普通のボケをして洗濯物を増やした後、コーヒーを入れて書斎に上がり、そこで初詣の御札が適当に置かれていることに気がついて、iphoneの磁石で方角を測定しみた。しかし、これが合っているとはとても思えない方角を北だというので御札の処遇は保留になっている。東はどっちだ。

ただ、その作業中に重い工具を床に落とし、すっかり傷だらけになった。

 

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そんな日常にもほんわかした一角はあるものだ。

なんだかこういう六花亭のチョコレートをもらった。薄くて丸い缶に入っている。かわいいハートが花びらように並んでいる。

 

書斎には、先週土曜に本棚が運び込まれたばかりである。まだ本はそれほど入れていないけれど、六花亭の缶を書斎の本棚の上においてみた。見ることもできるし、食べることもできる。