考え中

まったく公共性のない備忘録

タルトタタンもどき

タルトタタンの定義はしらないけど、りんごのケーキって意味ではタルトタタンを作った、今日、昼。

今年はじめて買ったリンゴがちょっとポカポカだったので、フライパンを温めて、薄く切ったリンゴをバターのカラメルの上に並べ、その上からホットケーキの生地をまわしかけてじっくり焼くだけ。写真はない。

手持ちの鉄のフライパンが確か20センチ弱ぐらいなので、まずバター、そこに砂糖を入れて焦がす。この時、水で作る普通のカラメルだと、最後の方で煮詰まって煙が出てきたらすぐに焦げてくるけれど、バターだと煮詰まっても減りが遅いので、いきなりコゲる心配はない。

で、リンゴを薄く切って芸術的に並べるといいのだけれど、適当に切って適当に並べても、そこそこいい感じにはなるフライパンタルトタタン。皮はつけたまま芯を取って薄切りするだけなので、バターのカラメルに熱を通している間にできてしまう。

リンゴを並べてから、生地作り。卵1個をよく溶いて砂糖がザラザラせずに混ざるまでかき混ぜ、粉を100CCぐらいかな(目分量なのでわからない)、ベーキングパウダーを5グラム、牛乳を加減しながら入れて混ぜて、生地がリボン状に垂れ落ちるぐらいに整える。リキュールやエッセンスを入れると卵臭さが無くなる。今日はリンゴなのでバニラは合わないし、その他の酒もなかったので、何も入れず。シナモンでもいいかも。

この生地が出来てしまっても、まだリンゴはきつね色にならないので、しばらく生地を寝かしておく。リンゴを10分ぐらいは焼いたか、とにかく焦げ目が見えたら上から生地を回しかける。そのまま中火のやや弱いので、5分ぐらい。生地がふわっと盛り上がって、串を刺しても何もついてこなかったら出来上がり。リンゴも生地も片面焼けば大丈夫、ひっくり返さなくてもいいが、気になるならひっくり返してもいい。

出来上がりは、こってりバターが表面だけについているので、全体のカロリーも低めだし、生地少なめのリンゴ多めに作ったのでさっぱりしたのが出来た。熱々はおいしくないので、しばらく冷ましてから切って食べる。私は食べ過ぎた。