考え中

まったく公共性のない備忘録

The Imitation Game イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

 

 Benedict Cumberbatchが第二次世界大戦のまっただ中、ドイツ軍が世界最強と誇るエニグマコードを解いた天才数学者アラン・チューリングを演じる。チューリングマシンによるエニグマの解明でイギリスを勝利に導くという多大な貢献したにも関わらず、暗号解読のミッションは極秘で、彼の功績は表には出なかった。それどころか、その後の人生は暗く短かった。

映画の真ん中には、暗号解読のために国家予算をつぎ込んだ大きなマシンがある。実物にできるだけ忠実に作られたという画面いっぱいの暗号解読機。

戦争も終わり、2年の服役か、薬物治療かの選択を迫られ後者を選んだチューリング。健康を損ない、子供時代の親友の名前をつけたマシンを作っている。当時、唯一の親友だと思っていたのに、本当のことは何も教えてくれなかったクリストファー。彼の心を知りたいばかりに作るマシンが、コンピュータの構想となる。

Cumberbatchは、サイコパスの役が多いというけど、シャーロックがどうしても重なってしまう。暗号解読作業のための場所に入っていくときに、ちゃんと偽造じゃない通行証持っているじゃんと思ったり。