考え中

まったく公共性のない備忘録

はじまりのうた

Begin Again(2013)

Onceの監督John Carneyの音楽劇。脚本も同じ。舞台は今回はダブリンではなくNY。ただし、主演のキーラ・ナイトリーはイギリスから来た設定。

才能あるが人生に失敗している音楽プロデューサーのダンに見つけられて手作りで作る音楽やストリートでの音楽は素敵で、彼の家族の再生もひとつのストーリーとなっている。

マルーン5のAdam Levineが歌っている。キーラも歌う。ストリートで歌うことと商業としての音楽の対比が、2人の恋のアナロジーとなって結末まで続く。

監督・脚本のジョン・カーニーはダブリンのミュージシャンだったし、ダブリンはストリートミュジシャンの街だ。ストーリーはジョン・カーニーの主張を描いているし、ダブリンらしい素朴な中に家族や仲間の温かさ、音楽への愛が込められている。

キーラ・ナイトリーは華があるけどこの役に合っているのかどうか分からない。

次の2015年のSING STREETもそういう内容らしいので早めに見たい。