考え中

まったく公共性のない備忘録

細菌に感染して発熱の年末

Yo!! 発熱の年末!

みたいなタイトルだが、一日中かすかに頭痛を感じていたある日、夕食も済ませ、入浴後のけっこうな夜になって悪寒がはじまった。喉も心なしか痛い気がする。

インフルエンザかもなあ、手洗いうがいを励行していなかったしなあ・・・と不安な指で内科検索をした。引っ越してきたばかりでこの辺の病院事情が分からない。

ちなみに以前の住所にいるときも、その前の住所に在住のときも、「内科」には行っていない。都合15年ぶりぐらいの内科なのかもしれない。

布団に湯たんぽを入れて、余分に着込んで震えを止めると、熱が上がってきた。

 

翌朝、37.7度の熱だった。健康続きでマスクさえ備えていない我が家。コンビニでささっとマスクを購入して検索した内科へ行ってみると、年末ラスト2日の診察日なので、受け付けに「混雑していて時間がかかります」と書いてある。そうだよね。

インフルエンザ検査をお願いすると、別室に入れられて忘れられてしまったらしく、かなり長くその部屋でうとうとしていた。30分後ぐらいに受付のお姉さんが「たいへん失礼しました」とやってきて、その後間もなく看護師さんによる問診と血圧、体温、脈拍などの検査、また少し待って、続いてインフルエンザの検査をしてくれた。結構丁寧なお医者さんだ。

待つこと30分ほど、「インフルエンザは陰性」と告げられ、別室から追い出されて待合室で待てと言われた。てっきり会計して帰宅かと思ったけど、先生の診断などが出ていないので、このまま診療順番待ちなのかもしれない、まいったな、と思ってとりあえず待合室の端っこに座った。

30分後ぐらいか、今度は採尿、採血に呼ばれた。2日前に人間ドックでやったばかりなので、看護師さんが「あら、採血したばかり?」と言って、違う血管から取ってくれた。

待つこと今度は50分ぐらい、熱もなんだか下がってきているようで、もう治ったから帰りますと言いたいぐらいの疲れが来ていたが、ついに診察室前に呼ばれた。さらに待つこと10分ぐらいか、ここに到着してから3時間半は経過して、ついに先生に診てもらう時間がきた。

既にインフルエンザの検査結果も聞いていたけれど、その検査装置が比較的信頼できるものであることや、それを裏付ける資料として「白血球値が上がっている」などの血液検査の結果を示してくれた。

総合すると、ウィルス性のインフルエンザではない、ウィルス性の感冒でもなく、細菌感染であるという診断となった。

風邪ってウィルス性と細菌性があるんだね。風邪で抗生物質は効かないっていうのは素人情報で、細菌感染の場合には抗生物質で細菌をやっつけなければならないとのこと。すごく丁寧でいいお医者さんだった。

というわけで、午後2時過ぎていて、いくら食欲が無いと行ってもお腹が空っぽすぎるし、寒いし、水分も取ったほうがいいだろうし調剤薬局に寄るのが辛いぐらい疲れたので、一旦家で寝て、夕方以降処方箋を持って戻ろうということで、ちょっとだけ食べて寝た。ご飯は胃に重い。

 

随分長く寝てしまって、目覚めたら真っ暗の夜の7時過ぎだった。熱はまた37.7度にあがっている。調剤薬局は7時半までだけれど、医者が延長しているから薬局も終われないだろうと思って行ってみたら、やっぱり営業中だった。抗生物質4日分と頓服をもらって、ついでに裏の薬局でホッカイロと甘酒とポカリスエットと、プリンやヨーグルトやカステラみたいなものを買い込んで、熱が長引いても飢えない対策をした。

帰宅して、そのプリンみたいなものとカステラみたいなものを白い米より負担なく食べることができて、やっと空腹から開放された。抗生物質を服用してしばらくすると、眠くなり午後の長い睡眠が何の支障にもならずに通常の夜の睡眠に入った。

翌朝、起きてみると、不快感はゼロとまで言わないまでも1割程度まで下がっていた。熱は36度台後半に下がり喉も痛みが引いている。昨夜の残りのカステラのようなものを食べて再度薬を飲んで座っていると、午前中には熱も平熱に下がり、家事も2,3片付けることができた。昼食はかなり普通の固形食を食べることができた。

午後はさらに良くなって、懸案の年賀状書きも始めた。夕食後には薬を飲むかどうか迷うぐらいに治癒していた(飲んだけど)。

そういうわけで、久々の発熱で、近所の内科を発掘し、マスク常備などの教訓を得た。