考え中

まったく公共性のない備忘録

Sing Street

未来が見えなくて新天地へ自由な旅立ちをするお話はたくさんあって、どれも悲しい。80年代のダブリンは先行き不透明で、家庭も学校も大人も危うい。それなのにパワーだけのために理不尽に校則「黒い靴」を強要する。I fought the law and the law won♫という展開。

まずは母親が旅立って、あこがれの人も旅立った。

でも、彼女のために架空のバンドを実現させたコナーだから、きっとロンドンの未来も作り出すと思いたい。

ONCE ダブリンの街角で」「はじまりのうた」ときて、この映画も音楽と恋と成長の物語である。

DURAN DURAN、The Crash、a-ha、The Cure、80年代ニューウェイブを中心に、オリジナルの曲もそれらしくできている。

 

昨夜、ちょうどBSでYMOをやっていたけれど、あの80年代からずいぶん遠くへきたもんだ。