考え中

まったく公共性のない備忘録

ギュスターヴ・モロー展

ギュスターヴ・モロー美術館から100点。パリのモローの自宅を美術館にしたところで、「出現」を含むサロメの代表作にまつわる習作も多く展示されている。そこから日本で巡回展示に来ている。

 

昨日、”釘が刺さって”中止となった大阪出張の仕切り直しで、午後からは仕事だったので、朝は早めに新幹線に乗ってあべのハルカスで会期終了間際の展覧会を見た。

新幹線は連休初日で混雑気味、御堂筋線は凍りつくレベルの寒さ、世界一高いビルと言われるあべのハルカスは、美術館へのエレベータの案内が少なめで迷うこと必至。地下鉄はB2、近鉄は1F、JRは2Fと繋がっているらしいが。

 

展示は、入室して最初は家族の女性たち、続いてサロメ関係、後半はその他の神話の女性たちという展示方策となっている。

女に惑わされたい、破滅させられたい、女性の見る前で処刑されたい。首のない肉体に、いけない歓びを抑えきれないモロー。・・・という見方で合ってる気がする。

 

巡回順は福岡で10月から。