考え中

まったく公共性のない備忘録

フラワーショー!

チェルシーフラワーショーで優勝したアイルランド出身の実在女性をモデルにした映画。チェルシーフラワーショーといえばロンドンの高級住宅街で開かれる、由緒あるガーデニングの祭典。権威の壁に阻まれながらも、圧倒的なデザインとコンセプトで人々を魅了して金賞を受賞する。

アイルランドの自然も美しいし、花もきれいだし、面白そうだと思ってみたのだが、一瞬たりとも面白い部分はない映画だった。素材はいいのに、味付けが悪い、まさに彼の国の悪いところがでちゃっている。エチオピア旅行もいらないし、自然保護を押し売りしてくるし、主人公のメアリーはパッとしない。よくわからないロマンスをメインに見るべきか、ガーデン完成までのサクセスストーリーとみるべきかも分かりにくい。脚本が箇条書きみたいな状態だ。いいところがあるとすれば、衣装がかわいいことぐらいか。

今日は、積雪で動けなかった午前中は仕事、午後は雪かきをしてから車検、夕飯の買い物をして、テレビをつけたらBSでやっていたBritish Englishが気になって見始めたけれど、数分でギブアップしそうな映画だった。ただ、チェルシーフラワーショーとかキューガーデンとか、アイルランドのコークなんて出されると、その画像で見てしまった。