考え中

まったく公共性のない備忘録

東京都庭園美術館 建物公開2023

庭園美術館は2回めだ。

しかし前回は90年代だったので、約30年ぶりだ。

その来訪のときのことが庭園美術館のホームページに記録されていた。

「特別展:エリザベスニ世女王陛下コレクション レオナルド・ダ・ヴィンチ人体解剖図展 ウィンザー城王立図書館所蔵 1995年6月10日-7月30日」とある。

 

28年前か・・・

 

今回は展覧会ではなく、邸内開放ということで、アールデコのデザインを楽しんできた。

 

 

入ってみると、レリーフの窓ガラス。来客用の洗面室など記憶どおりのデザインがあった。しかし記憶よりもサイズが少し小さめに感じた。

その他の、まったく記憶にな部屋も、それほど大きなサイズには感じなかったという点が今回の印象だ。1930年代の標準よりは大きかったに違いない。展覧会は「邸宅の記憶」となっている。

デザインは随所で凝っていた。

照明器具や、調度品(ワードローブなど)には細工が施されていて、職人の手が確認できた。

コレクション展示もあった。

新館のほうには新しい展示室とカフェレストランがあって、こちらも混雑していた。

 

邸内の観覧中に、素敵な出窓から庭園の方を見下ろすと、緑の上でピクニックをしている人たちがいる。庭園の散策も楽しそうだったが、余力がなく断念した。