庭園美術館は2回めだ。
しかし前回は90年代だったので、約30年ぶりだ。
その来訪のときのことが庭園美術館のホームページに記録されていた。
「特別展:エリザベスニ世女王陛下コレクション レオナルド・ダ・ヴィンチ人体解剖図展 ウィンザー城王立図書館所蔵 1995年6月10日-7月30日」とある。
28年前か・・・
今回は展覧会ではなく、邸内開放ということで、アールデコのデザインを楽しんできた。
入ってみると、レリーフの窓ガラス。来客用の洗面室など記憶どおりのデザインがあった。しかし記憶よりもサイズが少し小さめに感じた。
その他の、まったく記憶にな部屋も、それほど大きなサイズには感じなかったという点が今回の印象だ。1930年代の標準よりは大きかったに違いない。展覧会は「邸宅の記憶」となっている。
デザインは随所で凝っていた。
照明器具や、調度品(ワードローブなど)には細工が施されていて、職人の手が確認できた。
コレクション展示もあった。
新館のほうには新しい展示室とカフェレストランがあって、こちらも混雑していた。
邸内の観覧中に、素敵な出窓から庭園の方を見下ろすと、緑の上でピクニックをしている人たちがいる。庭園の散策も楽しそうだったが、余力がなく断念した。