考え中

まったく公共性のない備忘録

鎮咳去痰の観察日記

せっかく風邪をひいて、20年ぶりに咳がひどく残ったので、いろいろな治療を試してみたその記録。

まず、熱が引いたのに痰が絡んで夜寝付けないという晩が続き、なかなかのストレスだったので、その対策から。

痰が黄色くて塊で出る時は、ブロムヘキシンが効くというので、ベンザブロックの鎮咳去痰剤を買った。5-6回試しても効かないときはやめろと書いてあり、2割程度の効き目しか感じないまま終了。

次に、五虎湯。咳き込むときに喉を潤し、痰をゆるめて出やすくすると書いてあったので買ってみた。事実、そうなったので、効いたのだと思う。しかし、風邪ひき当初からすごく気になっていた「舌苔が真っ白」という症状がひどくなり、口の中が気持ち悪い。それに水っぽい痰が絡んで、夜寝付けない。ただ、喉が痛いのは一切収まって、一定の効果はあった。

これと平行して、パイナップルをたくさん摂取。酵素が効くと書いてあるので(ネットに)。しかし、パイナップルはなぜか症状をひどくする感じだ。大量に水っぽい痰を発生させて喉に詰まったままになるので、すぐにやめる。

夜眠れない時に、カルダモンとシナモン、生姜などをハチミツとともにお湯で溶いてお茶にしたものを飲むと、かなり喉が静かに落ち着くことを発見。身体を温めて余分な水分を排出してくれるらしい。舌苔もやや落ち着く。

そこで、今度は小青竜湯を買った。飲み始めてすぐにのどが渇いて鎮咳去痰力を大いに発揮。舌も元通りになり、一安心。平行してシナモンとカルダモンで即刻咳を止めることもあるが、やっぱり効く。

それと、治りかけてから思い出したように大根のはちみつ漬けを作ってみたが、なんとパイナップルと同じで、悪くなるばかりでよくならない。喉に水っぽい痰が絡んでしまってまいったので、すぐにやめた。

結果的に、いろんな薬や漢方が効いた。症状によるので決定版はない。

ちなみに、前回の咳(20年ぐらい前)は、天野製薬の「ガノン」という咳止め錠に最終的に到着してやっと治ったという覚えがある。この薬も飲んだ瞬間から喉が渇くのだが、咳はとまる。キク科の紫苑エキスが有効成分だと書いてある。