考え中

まったく公共性のない備忘録

きなこのパウンドケーキ

品薄のバターを、大手スーパーで買っていたけれど、先週ケーキ用マーガリンというので代用できないか、一度購入してみた。

パンを焼いてみると、香りも食感も随分違い、がっかりした。残念ながら、マーガリンでは食パンを焼くバターの代用はできないようだ。

それで、そのマーガリンの消費が問題となって、家にあるものでお菓子を焼くことにした。家にあると言っても今日はきな粉ぐらいしかない。

 

パウンドケーキは、概略バタークリームとメレンゲを混ぜて、その中に小麦粉を切り込んでボッたりした生地を作って焼くという手順でできる。分量は粉、バター、砂糖が同じぐらい、ただし昨今そんなに砂糖を入れると結構甘いので調整する。

 

朝からマーガリンをホイップして(ケーキ用だからなのか、すでに空気が入った感じで売っている)、砂糖を加えてザラザラ感がなくなるまですり混ぜる。それに、卵黄を2個、分離しないように1個づつ、よく空気を含ませて軽いバタークリームになるまで混ぜる。

もう一つのボールで、白身2個分を泡たてる。砂糖を少々、こちらのメレンゲのために残して置かなければならなかったのに、バタークリームの方へ全部入れてしまったので、メレンゲの砂糖は過剰な甘み分となるが、メレンゲの腰を作るために仕方ない。

そのメレンゲを半分づつバタークリームの中に加えて切るように混ぜる。

最後にきな粉と小麦粉を入れてさくさく混ぜる。

パウンド型に入れて、160度にしたオーブンで30分ぐらい焼く。

 

焼きあがると、きな粉の香ばしい香りがナッツ系のお菓子のようで非常に美味しい。

オレンジジャムを塗ってみると、それは合わない。たぶんナッツがチョコレートが合うのだろう、そんな味。

砂糖が多かったので、けっこう甘い。