考え中

まったく公共性のない備忘録

帰国便待ち

着いてすぐだけどもう帰国。メインは昨日の打ち合わせだったので、用事は済んで帰るだけだ。

今朝はホテルに荷物を預けて北村韓屋村という観光地をぶらぶらしてきた。韓屋村というのは韓国の伝統家屋のことで、それが密集する地域を保存して観光資源としているのだ。民家なので普通の人が住んでいる地域でもある。

半日しか無いので北村ではなく益善洞韓屋村という近くて小ぶりで新しい韓屋村へ行ったのだが、どこも11時か12時にならないとOPENにならないようなのだ。だったら午前は景色を眺めるしか無いので、高台にあって眺めがいいという北村韓屋村の方まで歩くことにした。

このあたりは地下鉄で言うとソウル地下鉄5号線の鐘路3街という駅の近所で、景福宮と昌徳宮に挟まれた辺りである。それは以前に訪れた。宗廟もある。しかし火曜は定休日ということで残念ながら韓屋村歩き一択(残念ではないけど)になった。

北村韓屋村は、最寄り駅でいうと地下鉄3号線の安国駅というところで、鐘路3街から地下鉄に乗ってもいいのだが、歩いても15分ぐらいである。途中、雲峴宮という李氏朝鮮時代の宮殿があるので中を拝見。

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北村韓屋村

すぐ次の交差点がもう安国駅なのだが、インフォメーションがあるというのでそちらにまず寄った。ここで簡単な地図をもらい説明を聞くと効率よく築百年以上経ってるという家を見た後、絶景ポイントへ行ける。坂の両脇に続く味わいある民家を見ながら歩くのはハイキング感覚なので、明洞へ行く感じの服装ではなくハイキング的な出で立ちがいいと思う。

その後また歩いて益善洞の方の韓屋村へ戻り、韓国茶のカフェでくつろいだ。ちなみに、歩いて戻る途中、栗餡や豆餡が入った餡パンの店があって道草したので、空腹ではない。お茶は五味茶(実は前日に飲んだ)やよもぎ茶など、なんとなく分かるものから、全くわからないものまで10種類ぐらいあった。

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トゥルアン



桑の葉茶を選んで餅菓子とともに注文。桑の葉茶はくせのないちょっとした香りのあるお茶で、やわらかい。餅菓子はよもぎ餅だった。蒸したてなのか、暖かく柔らかい。よもぎの葉っぱが練り込んである。真ん中に水飴が入った小さな器が乗っていて、その反対にはかるかんみたいなふわっとした米菓子に豆がたくさん入ったお菓子が3つ4つ載っている。ずいぶん一人分には多いけれどとても美味しいので難なく入っていく。

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桑の葉

そろそろ空港へ移動する時間になったので、店を出て地下鉄駅へ向かうが、寒い。2化前に着いた時からずいぶん春めいて暖かいと思っていたけれど、今日は少し気温が低くなったようだ。

韓国に来て、色んな種類のお茶を飲んだ。今もとうもろこしのお茶を飲みながらこれを書いている。