考え中

まったく公共性のない備忘録

現下の状況において

当県でも独自の緊急事態宣言が発出され、外出を厳しく自粛するようにとの要請とともに報道された。

私が所属する組織においてもその日のうちに具体的な自粛策が決まり、対外的には週明けにホームページなどで告知することになった。この決定の第一報が内部にメールで届いたときには「そうだよね」と私なんかは思ったわけだが、構成員の中には「(メール文面の)背景や詳細に欠く。少人数で集まることすらだめなのか」などの返信をするものもいた。

「現下の状況」という表現で指し示されるこの状況は、人々の認知の世界では同じ「状況」ではなく、そうした世界把握の違いが判断の違いとして現れる。