考え中

まったく公共性のない備忘録

大陶器市へ

昨日の仕事中、「全国大陶器市」が豊田スタジアムで開催されているニュースを見つけた。

週末になると駐車できないという噂なので、さっそく平日のうちにでかけた。

 

dai-toukiichi.com

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10時開場のところ9時半頃到着してしまったが、すでに何台か駐車している。車の中で華大さんがハーブを植えさせられているのを見ながら開場を待っていると、開場時間前に人がどんどん入場していく。

 

入ってみると、すぐに波佐見焼の豆皿などが豊かに並び、大興奮を顔に出さないようにしなければならなかった。

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最初から散財しないように慎重に見ていく。

萬古焼の急須が勢揃いした棚の前ですてきな急須に目が止まった。そういえば、うちの常滑焼は手荒に扱うもんだから、蓋を取ったときに蓋を乗せる部分の縁が少し欠けてしまっている。

そのすてきな急須を手に取るやいなや、すかさず商売上手なおばさんが「ほら、内側には釉薬を使ってないから、土がそのまま見えてるでしょう。鉄を含んだ土だから、お茶があま~くなるわよ。この模様はね・・・」と始めた。

同じ模様で、サイズ違いが3つあり、すでに「どれがいいか」という話に進んでいる。最初に手にとったサイズより、おばさんが指差す方にある平たいタイプのほうがさらに魅力的だったので、そんなに高価なものでもないし、それをひとついただくことにした。

支払い方法は何があるか聞くと、「カードでもいいけど、現金がいいわね~、100円おまけするから」と。

 

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急須が入った袋をぶら下げて、二筋ある通路のもう一方を見に行った。

今日は晴天だけど、空気は冷えていて寒い。お客さんたちは通路より店舗内に入ろうとするので、写真を撮っても誰もいないかのような情景だ。

 

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探していたサイズのお皿や、湯呑など、欲しかったものはほぼ全て買うことができた。萬古焼のお店のおばさんのような感じは他にない。ゆっくり選んでから簡易レジで現金ではなくカードで支払いをして、新聞紙で何重にもくるんでもらう。

満足して駐車場に戻ると、駐車待ちの車の列ができ始めている。

 

豊田まで行ったので、松平まんじゅうを買いに少し足を延ばした。

帰宅して、荷解きして、さっそく萬古焼でお茶を入れて松平まんじゅうを食べる。お茶は、優秀な常滑焼にも負けないほど、むしろさらに甘く柔らかに感じる。

 

陶器市的なところへ行くのは久しぶりだった。産地の瀬戸物市のようなのと違って全国大陶器市は日頃インターネットで見て「これいいなあ」と思っていたようなものが一同に揃っているのが良い。支払いは、昔のように現金だけということはなくペイ払い、カード払いもできる。少し現金も持っていたほうがいい。