考え中

まったく公共性のない備忘録

酒のうつわ展

彼に会いたくて、また訪問してしまった愛知県陶磁美術館

mihalita.hatenablog.com

 

「御深井釉青釉流し狛犬」の「吽」である。今日も前をしっかり見つめる顔つきも閉じた口元もりりしく、巻き毛の首元がつやっぽく、青い掛け釉が輝いていて、やっぱり美しかった。

 

特別展は「酒のうつわ」で、徳利、銚子、お燗の鍋、盃、ぐい飲み、猪口などのほか、杯洗、杯台など、江戸中期から後期のうつわの、写真では伝わらない色やら、「掛け分け」のようなおしゃれな技術を楽しんだ。ほかにも現代のコレクター品も展示されていた。

 

抜けるような青空の中、ドライブやハイキングにぴったりの美術館で、展示も興味深いし作陶体験もできるのだが、あまり混んでいない。