考え中

まったく公共性のない備忘録

キャンパスコンサート2024春

今年もキャンパスコンサートが催されるというので行ってきた。

 

 

地元の芸大卒のピアニストが2名で約1時間のプログラムを演奏した。クライスレリアーナまでが前半、カプースチンから後半で、アンコールは2人でストラヴィンスキーペトルーシュカ」を連弾した。

 

快活なバッハのあと、「月の光」以降は一曲づつとても詳しい解説をしてくれて、理解が進んだ。「金の魚」はそれほど良く演奏される曲ではないが魚と水の情景が浮かぶいい曲だ。ライブで聞くと動きの手応えがあって楽しかった。もうひとつ、めったに演奏されないベッリーニ清教徒は高音が気持ちいい。ピアノ版のペトルーシュカは最初からグリッサンドがあってお祭りの始まり感があり、速い踊りのテンポに低音が響いてかわいらしい。

 

平日の雨上がりの夜に、かなりの人が集まって良い演奏会だった。