考え中

まったく公共性のない備忘録

体調その後

毎週のように血液検査を受けていたが、2週おきになり、薬も少し減った。仕事にも抜けが出たり、家事が出来なかったりという日が続いていた。

今もまだ安定しないし、正常な数字ではないが、不快な症状は収まり、無理をしなければ日常の生活を送れるようになった。この3日間ぐらいで、部屋の掃除や溜まっていた仕事の処理などができるようになった。

このまま薬の副作用が最上限で、数字が安定してくれば、薬を減らせるし、体への負担も減るが、薬が減ると体調も不安定になり、またそれを調整し、という連続だという話しなので、安心もできない。

それでも、仕事もハードなもの以外はできていて、夏休みも近いので、なんとか7月を乗り切るだけだ。

 

専門医へ

木曜に内科で総合病院の10日後の予約を取ってもらって紹介状ももらったが、週末のうちに、10日後まで待てないような症状が出てきた。その場合、救急外来に行くように言われていたが、救急では専門のお医者さんもいないのに、なんとなく不安。

週明け、仕事帰りに寄れる専門医に電話して、予約した。仕事を早めに終わらせてもらい、病院へ。予約制なのでスムーズに検査が終わり、結果が分かった。可能性のうち、最もシンプルなものだったので、手術などもなく、投薬で様子を見ながら何年かかけて治すとのこと。

しばらくは安静にして、3ヶ月ぐらいで通常の生活ができるそうだ。食事制限もない。

 

ビッグ・アイズ

2014年の映画、まさかの監督ティム・バートン

50年代、目の大きな子供の絵が売れ始める。ウォルター・キーンは有名になり財を築くが、絵の本当の作者は妻のマーガレットだった。

長く自分を押し殺して、夫の言うままに作品を描き続けたマーガレットだったが、ある事件を境に夫の元を離れ、翌年離婚。全てをラジオで暴露し、さらに法に訴えることになる。

60〜70年代、公民権運動も盛んになる時期、女性も自立する時期に、マーガレットは勝訴、自分の絵、娘、財産すべて自分のものとすることになった。実話ということで、最後に本人も出演している。

 

 

 

 

検査の結果

出ました、検査の結果。

専門医へ送られることになったが、予約が取れなくてこのまま10日間ぐらい待たなければならない。けっこう症状が出てきたのに。

とはいっても、治療すれば治るらしい。

 

一週間が一ヶ月になりそうな歌

食中毒になった後に、足がたいへんむくんでびっくりしたが、さらに足の裏に変なものができてもっとびっくりした。10日ぐらいの間にだんだん痛くなって、腎臓の病気を疑って泌尿器科へ行ってみた。すると、慢性の膀胱炎だと言う。尿に細菌がたくさんいるという。

クラビットロキソニンの塗り薬を出されたが、良くなる気配がない。そもそも尿検査も簡易検査だし、血液も見てもらっていない。そこで、近所の整形外科へ行ってみた。足の炎症に見えるが、もしかしたら腫瘍かもしれないし。

すると、整形外科の窓口で、足がむくむのなら土曜は内科の先生が来ているので、そちらで見てもらえと言われ、循環器内科の先生に見てもらった。足のむくみは、それだけ見ても分からないので、血液検査、心電図、尿検査、血圧、その他触診をされて、結果待ちである。

これで、内蔵が悪ければ発見されるだろうし、何もなければ外科的な理由ということになるので、皮膚科にでも行ってみよう。

その炎症だが、足の親指の下の盛り上がっているところのふもと、土踏まずとの境界線に沿って、等高線のように長細く、ぐるっと足の真ん中に向かって腫れている。少しこわばっているが、しこりというのではなく、血管かリンパか何かが炎症を起こしている風だ。ネットで検索しても、ピンとくる結論がない。

ちなみに、食中毒が関係あるのかどうかは分からない。

 

 

一週間の歌

月曜日は交通違反、火曜はレジで間違い、木曜は食中毒で、金曜は風呂ですべった。

 

特に木曜の夜はひどかった。辛子明太子に中って辛い一夜だった。寝れずにうなっていたので、次の朝は出発時間に目覚め、空っぽの胃に短時間で荒っぽい食料摂取をしてすぐ家を出るという無茶をした。

 

 

 

 

 

 

 

シンデレラ

ケネス・ブラナー監督ということで、見てみた。リリージェイムズは、ダウントン・アビーのローズがやっぱりいいかな。継母のケイト・ブランシェットは、何か突き抜けてる(いつもそうだけど)。

ダウントン・アビーで言うと、デイジーが義理の妹ひとりで出演しているが、やっぱりダウントンのあのデイジーが可愛くていい。

なかなか見応えのある作りになっている。

 

Mortdecai(チャーリー・モルデカイ)

ジョニー・デップポール・ベタニーグウィネス・パルトロウユアン・マクレガーと、役者は揃っている。

原作は英国紳士による知的ブラックユーモア満載の、かなりふざけたお話…

美術品を闇で扱うイギリス貴族のモルデカイはジョニデがやるとアニメみたい。名画盗難に諜報機関やマフィア、テロ組織や警視も出てきてもう少しでルパン三世風になっちゃう展開。

ジョニデががんばるものの、グウィネスとポール・ベタニーに食われた感はある。ユアンもいい味だしている。

 

最近のハゴロモジャスミン

昨年の4月末に買ったハゴロモジャスミンは、鉢が小さくて伸び悩み、8月に大きい植え替えた後、なぜか1本だけ伸びる茎に悩まされていた。

秋になり、伸びる茎を半分に切って、他の茎への資源均等配分を狙ったが、半分に切った茎の中頃から新たに出た茎が、一人だけで天まで伸びる勢で(実際には上方向ではなく地をはう伸び方)、もう、この茎を育てるつもりで付き合っている。

さて、巷ではハゴロモジャスミン開花!、いい匂い!など大騒ぎだが、その茎のせいなのかどうなのか、うちのハゴロモは蕾を1つしかつけていない。その蕾も蕾のままで、開く様子が今のところない。

隣の空き地の虫の群れ

 以前、うちの窓から見える隣の空き地の木を「センダン」だと同定した

mihalita.hatenablog.com

 

冬の間、センダンは葉を落とし、存在感を消していたが、最近若い芽が出て少し男前になってきた。

今朝のこと、木のてっぺん辺りに虫がたかっているのを発見。ものすごい量だ。足がダランと垂れているし、飛び方がハチドリみたいなホバリングなので、アシナガバチかしら、大変!と思ったが、それにしては小さいし黒い。アブの類かもしれない。ただ、見た感じやさしそうで、ちょっと不潔っぽさがあるぐらいで、危険はなさそうな風体である。

さっそく調べたら、大群で跳ぶ黒っぽい、1.5センチぐらいの足の長い虫というのが該当する。ケバエというらしい。群れは1週間もすればいなくなるとか。

 

ちなみに、Wikipedia見ると、センダンの葉は除虫効果があると書いてあるが、虫にもよるのかもしれない。

 

まだ枝ぶりに目が行くソメイヨシノ

f:id:mihalita:20160327075951j:plain

東京出張でよく歩いたので、体調がいい気がする。普段も歩けばいいのに、というわけで3日坊主は確実だけど、朝の7時台に近所の公園の桜を見に出かけた。1日置いて、今日も午後に散歩した。

まだ桜は咲き揃わず、先に雪柳が白く満開になっている。

今日は、懸案だった散髪に行き、私のサイズの靴を見つけ、先日ぶつけられた愛車の修理が終わり、天気もよくていい一日だった。昼ごはんにアボカドとマグロととろろの丼を食べたのもよかった。

The Imitation Game イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

 

 Benedict Cumberbatchが第二次世界大戦のまっただ中、ドイツ軍が世界最強と誇るエニグマコードを解いた天才数学者アラン・チューリングを演じる。チューリングマシンによるエニグマの解明でイギリスを勝利に導くという多大な貢献したにも関わらず、暗号解読のミッションは極秘で、彼の功績は表には出なかった。それどころか、その後の人生は暗く短かった。

映画の真ん中には、暗号解読のために国家予算をつぎ込んだ大きなマシンがある。実物にできるだけ忠実に作られたという画面いっぱいの暗号解読機。

戦争も終わり、2年の服役か、薬物治療かの選択を迫られ後者を選んだチューリング。健康を損ない、子供時代の親友の名前をつけたマシンを作っている。当時、唯一の親友だと思っていたのに、本当のことは何も教えてくれなかったクリストファー。彼の心を知りたいばかりに作るマシンが、コンピュータの構想となる。

Cumberbatchは、サイコパスの役が多いというけど、シャーロックがどうしても重なってしまう。暗号解読作業のための場所に入っていくときに、ちゃんと偽造じゃない通行証持っているじゃんと思ったり。

 

 

フロッピー・リッピ

 前回の、このエントリーで「リッピ」の絵について書こうとした後、私どこかでフィリッポ・リッピについて書いたけど、どこでだったか?と思い出そうとしたのだが…

mihalita.hatenablog.com

 

もしかしたら、昔公開していた「ホームページ」なるところで書いたような気がする、しかしその「ホームページ」は、もうない。

ないというか、フロッピーディスクにバックアップした記憶はある。ただし、ディスクドライブがないので、「ない」に等しい。

戯れに、amazonで検索したら中古IBMのドライブが送料を入れても1000円以内で買えることがわかり、戯れにポチ。

すぐに配達された箱から取り出し、ThinkpadWindows7)に差し込んだら、即使用可能の素敵なやつだった。そこに、1998年とか99年とか、新しくても2001年とかいう頃に保存した「ホームページ」(。>﹏<。)を、2016年の今!読み込む。

懐かしいけど、恥ずかしい。よくこんなものを公開していたもんだ。文章も稚拙だし、写真も初期のフラットスキャナクオリティだ。

お目当てのフィリポ・リッピもクソみたいな文が書いてあったが、何の参考にもならなかった。年はとったけど、どんなに綺麗な洋服が似合うといっても若いころには絶対戻りたくない。

 

…と、ここまで書いたが、現在のクオリティにも恥ずかしさを感じていることを申し添えたい。

東京出張

出張続きだが、東京といっても広いので、毎回違う所に遊びに行っている気がする。今回は神田と上野を回った。

神田の古書店街は何年ぶりだろうか、最近はネットで古本を注文できるので、わざわざ購入して荷物を増やす必要もないのだが、それでも棚を一覧するという「観光」をした。

仕事が3時には終わっていたので、上野の西洋美術館でカラヴァッジョ展を見た。片肌をぬいた少年がフルーツを抱えていたり、賭博の席で聖人が語らっていたりして、これに画家自身の私生活面のスキャンダルの匂いが演出となって、何かドラマを見た感覚である。欲望は悩みと歓びの両方をもたらすのだろうが、こんな表現(いい意味で)が受けてたローマの17世紀に思いを馳せることになった。

翌日は雨予報だったので、また美術館へ。こんどは東京都美術館ボッティチェリ展へ。ボッティチェリというより、フィリッポ・リッピからボッティチェリ、フィリピーノ・リッピへと繋がる師弟の技術の継承の跡を見る展覧会だった。透明感が快い。

f:id:mihalita:20160319122118j:plain

雨脚が強くなったので、美術館内のカフェで昼ごはんを食べた。その後、雨が弱くなってから出張先の下高井戸方面へ。

今回、神田ではいろは寿司、上野では駅のアトレにあるつばめグリルで食事をしたが、どちらもおいしくて吉。夏に浅草へ行った時よりもっと東京の味わいだった。

色金山歴史公園

色金山歴史公園は、長久手古戦場の近くにある小高い山で、家康が陣を張ったところとして史跡になっている。山どころか丘といっても言い過ぎなようなところだが、少し登って展望台に出ると、前がひらけて街が見下ろせるので、駐車場がすでに中腹になるのかもしれない。

f:id:mihalita:20160317142242j:plain

何もなかったところに、平成になってから階段や展望台を付けただけの簡単な場所だが、紅葉が美しいとか、茶室のお菓子が美味しいとか、訪れた人には好評のようだ。

そのお菓子は、浅井屋製菓舗という長久手市内のおまんじゅう屋さんのもので、季節によって変わる。今日は桜餅だった。本当に美味しい。

街に戻り、浅井屋製菓舗へ寄って、古戦場もなかというのを購入。緑色のは抹茶ではなく柚子餡の最中。

f:id:mihalita:20160317155219j:plain

 

これが、もち米から作った皮の香ばしさとコシがすばらしい最中で、できたてを買うに限るが、運もあるかもしれない。

実は、このお菓子を昨年の秋ごろ、偶然、この当たりのミニストップで見つけて、その時には所用で荷物になるので買えなかったのだが、いつか買おうと思っていたものだ。

他のお菓子も買いたかったけれど、本日中にそんなに食べきれないので、次回、季節が変わって新たなお菓子が出るころに再訪したい。