考え中

まったく公共性のない備忘録

村岡三郎の方へ!@豊田市美術館

 

村岡三郎は昨年夏逝去、その追悼、というわけで、企画展もそこそこに、「手探りのリアリズム」という常設展へ。誰もいない展示室。

鉄の素材感に圧倒される。鉄のほかにも、塩、硫黄など鉱物的な素材を反応させたり熱で溶かしたり、切断したり、それぞれの性質を引き出して見せている。


この写真は別の展覧会のときの記録だそうだが、今回は展示室を斜めに横切るように置かれていた。溶け落ちた鉄も、断面の鉄も、滑らかな表面も、すべて鉄の大規模作品。

このほか、コンテナみたいなものや、中東風のじゅうたんの上に設置された20本の酸素ボンベや、デッサンなど。どれも大きい。