考え中

まったく公共性のない備忘録

日常の非常

カレーを炒めたあと窓を開け、雨が本格的に降ってきたので窓を閉めたところでパンを焦がし、また窓を開け、煙たい空気を吸う秋夜。

 

半月前、まだ70代前半の知り合いが入院したとの一報が入った。私の電話を待っているというが、かけてみると病室では話せないという。

 

短い会話のあと電話を切って、何をすることもできないので考えるだけである。開けた窓から緊急車両が走る音が聞こえる。