キヤノンのインクカートリッジには、バラ売り、セット売り、大容量カートリッジなどあって、自分のプリンターにどのカートリッジが適切かにプラスして、どの売り方がお得かということも考える必要がある。
公式サイトに大容量カートリッジと標準カートリッジのそれぞれの容量が示されているので、計算してみた。
カートリッジはブラックインクだけ2本入れる仕様である。1本は大きめ、もう1本は他の色のインクと同サイズである。よって、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの4色でも、5本入れている。
ここにはGY(グレイ)が入っているが、私のプリンターで不要なので、BK、C、M、Yについて見る。XLがついているほうが大容量である。標準の1.66倍のインク量である。
BCI-371BK/C/M/Y/GY | 約6.5ml | 6.5 | 0.601852 | |
BCI-371XL BK/C/M/Y/GY | 約10.8ml | 10.8 | 1.661538 | 標準1.66本分 |
ブラックの大きい方。標準の1.66本分のインクが入っている。
BCI-370PGBK | 約15.4ml | 15.4 | 0.693694 | |
BCI-370XL PGBK | 約22.2ml | 22.2 | 1.441558 | 標準1.44本分 |
平均で1.55倍である。価格の方は、標準容量5本セットが4900円、大容量が7071円、いずれもアマゾン価格で計算してみる。大容量は標準の1.44倍の価格なので、ほんの少しだが、大容量インクカートリッジの方がお買い得ということになる。
しかし標準と大容量の価格差が2000円以上もあるので、その月の経済状況によって考えても良さそうである。
ちなみに、今回は別の通販サイトのポイントで、大容量5本パックを7000円弱で購入した。