考え中

まったく公共性のない備忘録

連投 出張1日目

1日で3投稿もするほど何があったのだろうか。

食べたものを書いておこう。

ロッテデパートで食事

空港から電車で無事にソウル駅に到着して地下鉄に乗った私。2つ前のエントリーに書いたT-moneyカードがエラーを出した話は、この地下鉄を降りる時のことだった。その問題は乗り越えてホテルへ。

ホテルはいい部屋が空いていたからと、変えてくれていた。たしかに広くていい部屋で、ファミリーでもないのでベッドが多すぎてどのベッドに寝ようかと思っている。

ホテルを出て地下鉄でロッテ百貨店へ買い物+夕飯へ。

ロッテデパートがある駅は乙支路入口という名前でウルチロイックと発音するらしい。先ほどエラーを出したカードをかざすと、問題なく赤ランプになって通れた。さて、2駅しか移動しなくていいはずの「乙支路入口」であるが、2駅目の駅名は「乙支路1街」と書いてあり、表記も「ウルチロ1ガ」になっていたので「ここじゃない」と乗り越してしまった。2つ駅をすぎてからどうも違うと思ってそこで降りて駅の路線図を眺めたら、「1街」の表記もあるけれど、それが「乙支路入口」だということらしい。

仕方がないので2駅戻って電車を降り、地下から直結とやらのロッテデパートを探す。案内も出ていないので、人の流れについていくと7番出口からロッテデパートの地下食料品売り場へ入れた。

ロッテデパートは20年ぐらい前に来た時とずいぶん違い、日本のデパ地下みたいな側面と、フードコート的側面を併せ持つような場所になっていた。そこでレモンとマンゴーのスムージーみたいなものを飲みながらぐるぐるした。寿司とかそばとか、日本の食べ物っぽいものを現地の人が食べている様子であることに気がつく。歩いているとトッポギの辛いスープを発見。真っ赤である。実際辛くて食べきれなかった。ごめん。でもうるち米とは思えないほどのなめらかでしなやかな餅。たいへんおいしかった。

 

ロッテデパートで買い物

ベタだけどロッテデパートでお土産でも買おうということで来てみたのだったが、あまり買えなかった。現地のものより日本や海外の輸入食品が多くて。

それでもお茶をいろいろ、コーンのお茶とか、ハブ茶とか買って、さらに黒豆の豆乳風のドリンクパックを買ったら、これが旨い。

 

ところで空港でもホテルでもロッテデパートでも日本語はそれほど使うことはなく、むしろ私が韓国語がんばれよという場面が多かった。

 

連投 出張先より

下のエントリが長くなってきたので、改めて出張先よりこんばんは。

下のエントリでは、まだ仁川国際空港でまごまごして、やっとソウルまで来たところまでしか書けなかった。その後どうなったのか、となると思ったかもしれないが、時間は遡り、出発の朝のことを書くよ、ぜんぜん前に進まないけどね。

予定していた電車に乗り遅れ

大韓航空のWebチェックインをしたので、朝7時半に空港についているようにというのが、8時半でいいってことになっていた。この1時間は大きい。そういうわけで、7時半に空港行きの電車に乗ればいいということを事前に調べてあった。

ところが、最近朝起きてからの起動時間が長くなってきて、6時に起きて7時出発の予定が、7時16分に家を出るという遅刻をした。飛行機に乗る日に遅刻するなんて。しかも腕時計が止まっているではないか。まだ電池交換したばかりなのに。

車を飛ばして駅近くの駐車場へ。車を止めたのが7時28分。2分でスーツケース持ってホームまでは行けないよ。

時間を調べたら次の特急料金出せば間に合うので、ゆっくり駅へ向かう。電光掲示板を見たら、走れば間に合うかもしれない電車の音がする。ホームへの階段を登ると出発する電車が!というお決まりの乗り遅れシーンをやって、ふと気がついた。「反対ホームじゃん」。

乗り遅れてよかった。慌てて逆のホームへ行くと33分の電車が来た。それに乗ったら、乗り継ぎの駅で、当初のプラン通りの電車に乗れた。当初の予定通り空港に到着した。朝から焦った。

 

空港は混んでいた

どうでもいい話が続くけど、ソウルの夜はこれを書くことが私のエンターテインメントみたいなものなので、続けるよ。

予定通りの時間に空港に到着して、Webチェックインした人のみに開かれる通路から入ってカウンターで荷物を預けたら9時までにゲートへ行けと言われる。

2月末の朝の空港は大混雑で、両替所に人の列ができていた。その列に並んで両替してもらったら8時40分になってしまった。もちろん出国審査も混んでいる。タブレットやパソコンや筆箱を出して、コートとマフラーを脱いで、トレー4つぐらい使って載せて、あきらかに他の人達より作業が多くなっているわたし。

忘れ物のないように脱いだものを着て、出したパソコンをしまい、出国ゲートで荷物整理をしたらもう搭乗時間になってしまった。忙しかった。空港へは早めに行きましょう。

朝から好調とは言えない感じでスタートして、その後T-moneyカードが買えないなどのトラブルもあり、なかなか気の滅入るスタートだったが、途中いいこともあった。

 

 イケメンCA

 もう本当にイケメンだった。身長も190センチはあるかという長身で身のこなしもいいけれど、やっぱり顔がいい。よく見るとうっすらえくぼが出る。こんな三次元がいていいのか。さわやかや~。

私の座席は後部のトイレ近くの通路側だったのだが、後ろがキッチンでCAさんたちが集まっているところだった。で、彼がそこからぴょこんと顔を出して客席を覗くという場面が!

・・・なんてことをしてくれるんだ。

さわやかスマイルだけではなく、かわいさも満点じゃないか。

出張先より Seoulの地下鉄カードとSIM

出張です。出張するか体調悪くなるか、パソコン買うか、そんなときでもないとブログを更新しないような感じになっているが。

今回はソウル。初日から災難の連続で、今、ホテルの床にキムチをちょっと落として掃除した程度にはツイてない。

 

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T-money カードとKTのsim




空港タスク1:ソウルの地下鉄で使うT-moneyカードの購入とチャージ

仁川国際空港の第2ターミナルに着いた。1月末から使えるようになった新しいターミナルだ。

このターミナルでT-moneyカードというソウルの地下鉄やバスで使えるICカードを入国してすぐ横にあるセブンイレブンで買った……つもりだったけど、よく見たらCashbeeという別のカードだったので、空港内を戻ってCashbeeを返して(返金してくれた)、別のコンビニでT-moneyを買い直すという事件があった。

ちなみに、Cashbeeでも全然問題はない(Suicaでも他のICでもいいように)。釜山の方ではCashbeeが主流だという。

新たに買ったT-moneyは平昌オリンピック記念のデザインで、やっぱり買い替えてよかったと思ったり。

T-Moneyはカード代が4,000ウォン。チャージは、今回2万ウォンしてみた。3日分の交通費だ。空港からソウル市内まで往復1万ウォンぐらいなので、残りの1万ウォンで市内を移動しようということで、足りるか余るか、またの機会に。

ちなみに、地下鉄の改札はカードをかざすと赤ランプが点く。青か緑が「進め」だと思っているので、赤が出ると何か故障したかと思って通れない。スーツケースも運んでいると改札を抜けるのに時間がかかる。そういうわけで、最初に地下鉄を降りるときにカードをかざしたものの通り抜けられず、ヒヤッとした。カードをもう一回かざすと拒否される。そこで、改札の端っこの非常口っぽいところへ行くと、カードをかざしてCALLボタンを押せと書いてある。駅員さんはいない。

駅員が来るのかと思ったら、そうではなく、何か韓国語でインターホンみたいなところから声が聞こえる。よく分からないのでそこで2~3回同じ操作を繰り返していたら、そばにいた人が、出ていいって言っているんだよ的な説明をして押したら改札が開いた。この説明で伝わるのかどうかわからないけど、結論としてT-moneyカードはエラーが出やすく、無人駅でエラーが出ても慌てなくていいということだ。

 

空港タスク2:Prepaid SIM購入

空港でやっつける仕事はもうひとつ、iphoneプリペイドSIMを買うことだ。事前の調査ではKT、EGなどがあり、5日間上限なしのデータサービスというのが旅行者用に3,000円前後で売られているそうだ。ほかにもLINK KOREAとか、あれこれWEBに情報はあった。

しかし、Incheon国際空港の第二ターミナルに関して言えば、目につくのはLGとかSKとか、別の会社のSIMのカウンターばかりで、KTとうのはない(あとで見つかる)。最初に行ったセブンイレブンではまた別のSIMが1GBと2GBって書いてあったので、これでいいかと思って聞いたら1GBは品切れだという。次に行ったGS25というコンビニではEGがあったので、EGのその5日間上限なしっての下さいって言ったら、在庫切れと言われた。途方に暮れて(はいないが)、また行きつ戻りつしていたら、LGにまぎれてKTのカウンターが1つだけあった。KTのKは韓国のK。大韓民国最大の通信事業者のはず。

さて、KTのカウンターで聞いたら、27500ウォンでデータSIMあるいは音声+データSIMを選べという。そりゃ同じ価格なら音声通話もショートメッセージもできればいいと思ったら、音声つきの方は帰りに返却ということで、めんどくさい。空港で返却は必ず忘れる(過去にやっている)。返却しないと加算されるので、クレジットカード払いである。それも勤務先の精算の都合でめんどうだ。

というわけで、データSIMを買うことにした。名前は音声付きが「Prepaid SIM」、データだけが「Prepaid DATA SIM」と呼ぶらしい。

プリベイドデータSIM | KT ローミングサービス

その場でカウンターのお姉さんがやってくれた。日本で使っているAPN設定を消したので、帰国したらまたAPNダウンロードする必要はある。SIMの入ってるケースにあの針金もついていて、日本から持っていく必要がない(Vodafone NZのTravel SIMのときは針金持参だったので)。

キャリアはdocomoからKTになり、LTEと表示されて、無制限に使えるし空港のフリーWi-Fiより何倍もサクサク快適だ。今これを書いているホテルのWi-Fiも遅いので、「インターネット共有」でパソコンを使っている。

 

空港からソウル市内へ

仁川国際空港から普通の各駅停車の電車でソウル市内へやってきた。リムジンバスと電車があるそうだ。最初はホテルに近いところに止まるリムジンがいいかなと思っていたけれど、空港から空港電車が開通したというので、調べたらA'REXという直通電車だ。43分(最短)でソウルまで行くらしい。私がいた第二ターミナルだと51分だ。

しかし普通の各駅停車でもソウルまで60分ちょっとでソウルにつく。9000ウォンと4750ウォン。差額を払うほどなのか?となる。しかもA'REXだとT-moneyは使えないらしい。普通の電車は使える。

さて、一般電車各駅と書いてあるホームへ降りていくと、あちこちにA'REXの広告があって、一瞬ここはA'REXのホームなのか?と戸惑う。電車内にもA'REXの広告があって、間違えて乗ってないか心配だったが、大丈夫だった。普通の各駅停車なのでスーツケース人種も通勤スタイルの人も乗ってくる。

ソウル駅から地下鉄に乗り換える場合、2番線はソウルを通らないので、2番地下鉄利用の場合はA'REXの直通ソウル駅までというのが裏目に出るかも。

 

 

鼻水止まって

ゆっくりと仕事に入りたかったけれど、年明けは暴力的に始まった。

鼻水が止まって、湿潤療法の傷跡のかゆみも治まり、通常の健康状態になったにも関わらず、精神状態が落ち過ぎでできれば寝ていたい毎日である。

朝方には病院でマッサージを受けて8000円支払う夢を見た後、今ひとつの気分で朝食を食べながら窓の外を見たら、自宅駐車場に自分の手袋が両手分落ちているのを発見した。昨日までなら晴天だったのに、今朝は土砂降りなので手袋も水浸しである。ショックな中に面白さがある光景だ。

昨夜、運転中に膝の上においたのを忘れて車から降りて、そのまま家に入ったらしい。運転席の横に折り重なるように倒れ込む手袋。

朝ごはんのブルーベリージャムを袖につけるという普通のボケをして洗濯物を増やした後、コーヒーを入れて書斎に上がり、そこで初詣の御札が適当に置かれていることに気がついて、iphoneの磁石で方角を測定しみた。しかし、これが合っているとはとても思えない方角を北だというので御札の処遇は保留になっている。東はどっちだ。

ただ、その作業中に重い工具を床に落とし、すっかり傷だらけになった。

 

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そんな日常にもほんわかした一角はあるものだ。

なんだかこういう六花亭のチョコレートをもらった。薄くて丸い缶に入っている。かわいいハートが花びらように並んでいる。

 

書斎には、先週土曜に本棚が運び込まれたばかりである。まだ本はそれほど入れていないけれど、六花亭の缶を書斎の本棚の上においてみた。見ることもできるし、食べることもできる。

 

感冒再発

12月30日には治ったと思っていた風邪症状が、31日の朝、ぶり返していた。非常にのどが痛い。これはもう年越しは熱っぽいまま為されることが明らかな感じである。

その熱が、最後は微熱とは言え結局1月6日ぐらいまで続いた。

そして激しい鼻づまり。

小学2年生ぐらいだったか、私は近所の内科に連れて行かれて、総合感冒薬を処方されていた時期があった。結構長い期間、鼻水などの症状が治まらず、鼻をかんでいた。症状から考えて、おそらくあれは、細菌感染だったのだろうと思い返している。

そういえば、キズパワーパッドで直した傷の方であるが、その後激しいかゆみに悩まされている。もともと、少し肌が荒れるとアレルギーのかゆみが出ることがあったので、そういうことなのかもしれないけれど、それにしても常にゆるいかゆみを我慢している。

 

それはともかく、たいして食事もできず、せっかくの栗羊羹の風味も分からないまま3が日が過ぎ、予定していた作業は何一つできず、ただ非生産的な日々を過ごしただけだった。

今日も完治したとは言えない。

細菌に感染して発熱の年末

Yo!! 発熱の年末!

みたいなタイトルだが、一日中かすかに頭痛を感じていたある日、夕食も済ませ、入浴後のけっこうな夜になって悪寒がはじまった。喉も心なしか痛い気がする。

インフルエンザかもなあ、手洗いうがいを励行していなかったしなあ・・・と不安な指で内科検索をした。引っ越してきたばかりでこの辺の病院事情が分からない。

ちなみに以前の住所にいるときも、その前の住所に在住のときも、「内科」には行っていない。都合15年ぶりぐらいの内科なのかもしれない。

布団に湯たんぽを入れて、余分に着込んで震えを止めると、熱が上がってきた。

 

翌朝、37.7度の熱だった。健康続きでマスクさえ備えていない我が家。コンビニでささっとマスクを購入して検索した内科へ行ってみると、年末ラスト2日の診察日なので、受け付けに「混雑していて時間がかかります」と書いてある。そうだよね。

インフルエンザ検査をお願いすると、別室に入れられて忘れられてしまったらしく、かなり長くその部屋でうとうとしていた。30分後ぐらいに受付のお姉さんが「たいへん失礼しました」とやってきて、その後間もなく看護師さんによる問診と血圧、体温、脈拍などの検査、また少し待って、続いてインフルエンザの検査をしてくれた。結構丁寧なお医者さんだ。

待つこと30分ほど、「インフルエンザは陰性」と告げられ、別室から追い出されて待合室で待てと言われた。てっきり会計して帰宅かと思ったけど、先生の診断などが出ていないので、このまま診療順番待ちなのかもしれない、まいったな、と思ってとりあえず待合室の端っこに座った。

30分後ぐらいか、今度は採尿、採血に呼ばれた。2日前に人間ドックでやったばかりなので、看護師さんが「あら、採血したばかり?」と言って、違う血管から取ってくれた。

待つこと今度は50分ぐらい、熱もなんだか下がってきているようで、もう治ったから帰りますと言いたいぐらいの疲れが来ていたが、ついに診察室前に呼ばれた。さらに待つこと10分ぐらいか、ここに到着してから3時間半は経過して、ついに先生に診てもらう時間がきた。

既にインフルエンザの検査結果も聞いていたけれど、その検査装置が比較的信頼できるものであることや、それを裏付ける資料として「白血球値が上がっている」などの血液検査の結果を示してくれた。

総合すると、ウィルス性のインフルエンザではない、ウィルス性の感冒でもなく、細菌感染であるという診断となった。

風邪ってウィルス性と細菌性があるんだね。風邪で抗生物質は効かないっていうのは素人情報で、細菌感染の場合には抗生物質で細菌をやっつけなければならないとのこと。すごく丁寧でいいお医者さんだった。

というわけで、午後2時過ぎていて、いくら食欲が無いと行ってもお腹が空っぽすぎるし、寒いし、水分も取ったほうがいいだろうし調剤薬局に寄るのが辛いぐらい疲れたので、一旦家で寝て、夕方以降処方箋を持って戻ろうということで、ちょっとだけ食べて寝た。ご飯は胃に重い。

 

随分長く寝てしまって、目覚めたら真っ暗の夜の7時過ぎだった。熱はまた37.7度にあがっている。調剤薬局は7時半までだけれど、医者が延長しているから薬局も終われないだろうと思って行ってみたら、やっぱり営業中だった。抗生物質4日分と頓服をもらって、ついでに裏の薬局でホッカイロと甘酒とポカリスエットと、プリンやヨーグルトやカステラみたいなものを買い込んで、熱が長引いても飢えない対策をした。

帰宅して、そのプリンみたいなものとカステラみたいなものを白い米より負担なく食べることができて、やっと空腹から開放された。抗生物質を服用してしばらくすると、眠くなり午後の長い睡眠が何の支障にもならずに通常の夜の睡眠に入った。

翌朝、起きてみると、不快感はゼロとまで言わないまでも1割程度まで下がっていた。熱は36度台後半に下がり喉も痛みが引いている。昨夜の残りのカステラのようなものを食べて再度薬を飲んで座っていると、午前中には熱も平熱に下がり、家事も2,3片付けることができた。昼食はかなり普通の固形食を食べることができた。

午後はさらに良くなって、懸案の年賀状書きも始めた。夕食後には薬を飲むかどうか迷うぐらいに治癒していた(飲んだけど)。

そういうわけで、久々の発熱で、近所の内科を発掘し、マスク常備などの教訓を得た。

 

 

ワクワク湿潤療法

職場の段差につまずいて膝小僧を擦りむいた。子どもでしょうか。わんぱくでしょうか。

2日ほど絆創膏を貼っていたけれど、思っていたより大きな怪我のようなので、兼ねてから試してみたかった「湿潤療法」をやるチャンス!と思い、キズパワーパッドを買ってきた。

水道水で洗って貼れと書いてある。消毒はだめだと言う。

貼ってみると、白いふくらみができてきた。これが湿潤療法らしい。このまま最高4日ぐらい貼っておけばよろしいということで、そのぐらい貼るつもりだった。

しかし見るなと言われると我慢できないのがかさぶたと蒸しハンバーグのフタと鶴の恩返しだ。2日めについつい剥がしてしまった。治りかけである。そりゃそうだ。

仕方ないので、シャワーのときに洗ってまた新しいキズパワーパッドを貼った。翌日、また白いふくらみができる。

そうこうするちに、傷とその周りが痒くなってきた。治りかけでカユイのか、それとも感染か何かなのか、不安になって3日めでまた剥がしてしまった。もう1日ぐらい待てばよかったという程度に治っていた。

というわけで、キズパワーパッドは4日ぐらい貼っておけばいいから。剥がす時は、ちゃんと説明書を見て、端っこを引っ張りながらシャワーをかけながらするとすむーずだから。普通の絆創膏とは仕組みが違って、これは治療の道具のようなものなので、とにかく説明書は読んだほうがいいから!

 

仕事納め

明日も出向の残務があるけれど、本務の方は今日で仕事納めだった。家にどっさり仕事を持ち帰り、明日から自宅書斎で少しづつこなそうとしている。

年賀状もね。

仙台

出張で仙台へ。

人生長いけれど、東京より北へ行く機会が少ない人生だった。それが2011年に新潟、2012年に茨城と、急に北陸や北関東を経験し、ついに2017年の今回、東北に行くことになった。

出張なので自由な時間があるかどうか分からないけれど、ちょっとした時間に牛タンとずんだ餅を食べるチャンスがあるのかなあというぐらいの淡い期待で出かけた。

行ってみると結構時間があったので、仕事に向かいがてら仙台城址へ行く観光バスに乗った。るーぷる仙台という明治時代風の外観のバスで、観光客で混雑していた。

運転手さんがその混雑を切り盛りするのにいっぱいいっぱいでキリキリしていたけど、このバスに乗るだけで観光地を回ることができるので、すべての停留所で降りないまでも、乗ってみるといいかもしれない。

そのバスで仙台城址のある青葉山を登ると、城址伊達政宗の騎馬像がある。「ああ、ここか」というところである。

城址といっても大広間の遺構があるだけで、仙台市街地と広瀬川の見晴らしを楽しんで15分もあれば観光は終わる。

レストランやソフトクリームなどの店が数店舗あり、まずは牛タンの肉まんを購入。牛タンを「一応食べた」ことにできると思ったが、この後牛タンをがっつり食べることになるとはこのときは思っていなかった。

続いて、昼時になりそうな時間だったので、変わった組み合わせの「ほたてそば」。新鮮なほたてがはいっているけれど、そばと合っているのかどうかはよく分からない。ほたてはおいしかった。

青葉山公園から地下鉄駅まで歩けそうだったので、城の石垣を見ながらぶらぶら山を下り、博物館のあるところに出た。博物館も見たかったけれど、仕事の時間がせまっていたので、五色沼が空っぽになっているのを横目に見ながら、国際センター駅という駅まで歩いた。ループル仙台の観光バスよりも、地下鉄で移動した方が少し歩くけれど早いのかもしれない。

仕事を終えて、同僚さんと夕飯に出ることになった。一人でホテルに帰るつもりだったので予定外のうれしい牛タンづくしになった。

テールスープ、きのこと牛肉の煮込んだの(名前がわからないがほろほろ)、牛タンにぎり寿司、牛タンの炭火焼き、牛つくね、麦飯という豪勢さ。

翌朝は朝食が入らない。コーヒーを2杯飲んだだけで出かけたら、仙台駅にずんだ茶寮とかなんとかいうずんだ餅カフェがあった。遅めの朝食にもってこいだ。

ずんだもち3つも載っている。これまでお土産の冷凍ずんだ餅しか食べたことがなかったけれど、新鮮なずんだもちは豆の香りがフレッシュで、非常に美味しいものだと思った。餅菓子を3つは多いけど。

というわけで、仙台駅や青葉通一番町という地下鉄駅付近は、牛タンにもずんだ餅にも困らない地帯なので、仙台に行く時は「ずんだ餅とか牛タンとか食べるチャンスあるかなあ」のような心配は無用のようだ。歩いていれば食べるところに当たる。

仙台は生まれて初めて行ったけど、今の仙台は地下鉄も建物も街全体が新しい。それが痛々しくもあり、「ここがあのテレビで何度も見た仙台か」と何度も思った。

 

幸せな美術館はしご

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少し疲れている最近。

本当は仕事が溜まっているけれど、会期が残り少ない展覧会にぜひ行きたい。

というわけで、ジャコメッティと芦雪の展覧会をはしごした。ジャコメッティ豊田市なので車で1時間程度、芦雪は愛知県美術館なので通常は市営バスと地下鉄を乗り継いで徒歩で行くのだが、疲れているので地下駐車場を奮発してみた。奮発と思ったら、実は意外と公共交通機関より節約できた。

 

  • 「削ぎ落とした」がキーワード

ジャコメッティは2007年にロンドンではじめて見た。それ以来、矢内原伊作の「ジャコメッティ」を読んだり、アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真集にジャコメッティの制作風景を見たり、ジャコメッティってなんなんだと追ってきた。

 

セザンヌの企てを引き継ぎ、アフリカのシンボリックな造形や、日本のデザイン性豊かな画面づくりに影響を受けながら、「ヴィジョン」と名付けた「見え」を描こうとしたという。それは客観的な事実ではなく、しかし対象と見るものとのインタラクティブな「現実」である。

 

ジャコメッティというと、描いては消し描いては消し、休憩中も新聞紙やナプキンに線画を描き続け、「それ」や「そこ」の実際を写し取るために、余計なものを捨象して一点に集中したと言われる。その一点は、個性とは限らない。雑踏の複数の人間なら、個性を消してバランスに集中する。

 

北斎の模写もある。

北斎は正確な描写ではなく装飾的なバランスに向かいながら、対象の本質を描き出していたから。

 

  • 応挙と芦雪

芦雪のインスタレーション的作品が即興詩人みたいで、当時の場の雰囲気を一緒に持ち込んでいた。

応挙というすごい人が先生なので、芦雪は邪道みたいなイメージもあるのだが、江戸の文化が深まる時期に、たくさんの文芸作品を見て、鑑賞者として育てられた人々の目を楽しませるしかけがたくさんある。

決まりごとや堅苦しいことは置いといて、子どもが感じるように自由に描いている。しかし大人なので、その表現はアイロニーを含み、センスある笑いに繰り上げられている。

最初の方は下手くそな修行時代、最後は大成して重要な作品を任されたときのもの、最後にあの犬、あいからず体勢が非常にかわいかった。

 

 

まだカーテンはない

最近は窓枠のない家が多く、カーテンレールをつけようにも石膏ボードではスカスカでネジが入らない。アンカーというネジ固定用の地盤がためのようなものもあるが、限界がある。

それで、下地(石膏ボードの奥の木の構造)を探してレールをつけるのだが、何故かうちはその木が、窓の上20センチのところに渡してある。よって、窓の上20センチからカーテンが始まる。ちょっと上の方過ぎる。どうせならその付近まで全部窓にしておいてくれよと思っている。

 

下地を探すために、円柱形の注射器具のような道具を購入した。注射するように後部を押して壁に針金を「ぶっ刺す」という使い方をする。先は磁石になっていて、木材構造をつなぐ金具を探知するので、その付近をブスっとやるのだが、目立たないとはいえ穴だらけになる。

カーテンのない部屋から

9月初旬に引っ越しをして、まだカーテンも買ってない状態で、今日から後期のお仕事が始まります。

今朝も、仕事の準備と並行して、家の片付けをする状況にあります。

 

未開発のこの家において、問題を処理(片付けて)して、課題の発見(不足のものを検討することで見えてくる家財道具)があり、すべてを同時に均等に検討はできません。

 

失敗もあります。失費も。

失敗と経験からの学びと、そしてこの家の構造が非効率的であるため、日夜「脳トレ」を余儀なくされております。

 

では、仕事に行ってきます。

 

 

 

ローズマリーを剪定しすぎた

鉢植えのローズマリーの育ちがよく、鉢に収まらなくなってきた。風通しもよくない様子で葉が込み合っていたので梳くように剪定したのが初夏だったと記憶している。

切っているうちに切りすぎて、切り取った枝の方が、残った株より多い具合で、切った方は風通しのいいところに吊るしてドライローズマリーにしてみた。ただし、吊るしたまま放置しすぎて、蜘蛛の巣が張ったりしたので後日廃棄することになってしまった。

その後、鉢植えの方はいびつな感じで伸びてきて、あまり育っていない様子だ。これを昨日、庭に地植えにしてみた。少し粘土が高い土にガーデン用の花と野菜の土を少し入れて、雨が降る前に植えてみた。木質化した茎が太く、あまり美観は望めないが、どんな風になるのか期待してはいる。

代車に乗って

また代車生活。今の車のオーナーになってからというもの、もらい事故の連続で悩んでいる。しかも今回は私の車も少し動いていたので、責任割合い分の出費がある。

昨日サービス店へ車を入れて、代車を借りた。サービス店は、いつもなら「ヴィッツかアクア当たりで手を打ってもらってもいいですか」的なことを聞くのに、今回はプリウスの新車を用意してくれた。プリウスPHVという車だと思う。それが、シフトレバーがついていて、Dに入れたりRに入れたり、バックで駐車するときにもたもたしてしまう。

 

そんな感じで自宅の車庫に入れるのに3回ぐらい切り返したりしている。だから出かけるのも怖いのだが、昨日は出勤したし、今日は美容室へ行き、何度も切り返して駐車した。災難の多い車ではあるが、早くマイカーに戻ってきて欲しい。

 

ところで、今年は初詣のときに交通安全のお守りをもらうことを失念していて、無防備な状態になっていた。事故後、熱田さんでお守りを頂いた。

 

 

 

アリがティッシュに住もうとしていた

ここに越してきて4年になるが、当初からアリが家の中に入っていくるのが悩みだった。毒エサの置き場所や餌のタイプを把握して以降は気にならなくなったけれど、秋に向かうこの時期は要注意だ。

今年もそんな季節となり、しかし油断していたら、トイレの窓あたりにたくさん死骸が盛られていた。そう、このアリ、網戸の網目から侵入できるほど小さうのだが、なぜか窓辺で集団で死んでいる。そして、どういう習性は知らないけど、その死骸は仲間によってまたどこかへ運ばれていくので、しばらくするとなくなってしまう。

で、トイレの窓辺に屍累々だったので、窓の外を見たらアリが生き生きと行き来していた。その列の真ん中あたりに置き餌をガムテープで貼り付けてやったら、翌日には窓辺の屍もろとも消えていた。

 

ところが、それと入れ替わるように、今日のこと、一夜にして書斎のティッシュがアリの住まいになっているのを発見、発狂、駆除という騒ぎがあった。

そのティッシュケースを床に置いたのは初めてで、でも、初めて、昨夜、床にティッシュケースごとクリネックスを置いた。寝た。

起きた。24時間テレビ見た。昼ごはん食べた。ふと、書斎に入った!発見!発狂!(以下同)となったのだ。

 

よく見ると、ティッシュの出ている部分は、虫が葉を食ったときのように、無数の小さい穴が空いている。周りにティッシュの粉ができている。ティッシュ食べるの?と思いながらしばし観察……とかしている場合ではない。

 

慌ててまず手にしたのは、ハッカ油入りのアルコールスプレー(自作)である。アルコールをかけると奴らはイチコロなので、たまに使っていたのである。別件だが、玄関ドアにおしっこをかけていく猫がいるので、猫よけにもなる。

床のアリを掃除機で吸いながら、自分がハッカ負けしてきたので、普通の台所用のアルコールで応戦、ある程度退治した。

しかし、ティッシュケースの中のアリの数が半端ない。ティッシュ箱を横から開けてみると、かなりいることが分かった。そこで、ティッシュは箱ごと処分して、書斎窓際には置き餌を置いて、床はしっかり水拭きして、駆除は一段落した。

 

最初の年はこの書斎にあらわれた。掃き出し窓も腰窓も、どちらからも入ってきていた。転々と死骸も落ちていた。

2年目は、キッチンに出た。これは本気で対処した。けっこうしぶとかったので、数ヶ月の戦いになった。最後には置き餌の位置を工夫したことが勝利につながった。網戸と窓ガラスの間に設置したのだが。

 

キッチンには来なくなり、その後も水際っていうか、家際っていうか、壁際っていうか、際で駆除できていたのだが、今年は油断した。それにティッシュ食べるっていうのは知らなかった。

検索したら、ルリアリというのがティッシュに住もうとするらしい。あまりいいアイデアではないと思う。人間は必ずそのティッシュを箱ごと捨てるだろうよ。

 

というか、4年間ずっと「イエヒメアリ」と思っていたのだが、ルリアリだった。イエヒメアリはサイズ感はそっくりだけれど、もっと色が薄いという。それにしても、家に入ってくるのはどうかと思う。建材が好きなのかな。