考え中

まったく公共性のない備忘録

The Imitation Game イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

 

 Benedict Cumberbatchが第二次世界大戦のまっただ中、ドイツ軍が世界最強と誇るエニグマコードを解いた天才数学者アラン・チューリングを演じる。チューリングマシンによるエニグマの解明でイギリスを勝利に導くという多大な貢献したにも関わらず、暗号解読のミッションは極秘で、彼の功績は表には出なかった。それどころか、その後の人生は暗く短かった。

映画の真ん中には、暗号解読のために国家予算をつぎ込んだ大きなマシンがある。実物にできるだけ忠実に作られたという画面いっぱいの暗号解読機。

戦争も終わり、2年の服役か、薬物治療かの選択を迫られ後者を選んだチューリング。健康を損ない、子供時代の親友の名前をつけたマシンを作っている。当時、唯一の親友だと思っていたのに、本当のことは何も教えてくれなかったクリストファー。彼の心を知りたいばかりに作るマシンが、コンピュータの構想となる。

Cumberbatchは、サイコパスの役が多いというけど、シャーロックがどうしても重なってしまう。暗号解読作業のための場所に入っていくときに、ちゃんと偽造じゃない通行証持っているじゃんと思ったり。

 

 

フロッピー・リッピ

 前回の、このエントリーで「リッピ」の絵について書こうとした後、私どこかでフィリッポ・リッピについて書いたけど、どこでだったか?と思い出そうとしたのだが…

mihalita.hatenablog.com

 

もしかしたら、昔公開していた「ホームページ」なるところで書いたような気がする、しかしその「ホームページ」は、もうない。

ないというか、フロッピーディスクにバックアップした記憶はある。ただし、ディスクドライブがないので、「ない」に等しい。

戯れに、amazonで検索したら中古IBMのドライブが送料を入れても1000円以内で買えることがわかり、戯れにポチ。

すぐに配達された箱から取り出し、ThinkpadWindows7)に差し込んだら、即使用可能の素敵なやつだった。そこに、1998年とか99年とか、新しくても2001年とかいう頃に保存した「ホームページ」(。>﹏<。)を、2016年の今!読み込む。

懐かしいけど、恥ずかしい。よくこんなものを公開していたもんだ。文章も稚拙だし、写真も初期のフラットスキャナクオリティだ。

お目当てのフィリポ・リッピもクソみたいな文が書いてあったが、何の参考にもならなかった。年はとったけど、どんなに綺麗な洋服が似合うといっても若いころには絶対戻りたくない。

 

…と、ここまで書いたが、現在のクオリティにも恥ずかしさを感じていることを申し添えたい。

東京出張

出張続きだが、東京といっても広いので、毎回違う所に遊びに行っている気がする。今回は神田と上野を回った。

神田の古書店街は何年ぶりだろうか、最近はネットで古本を注文できるので、わざわざ購入して荷物を増やす必要もないのだが、それでも棚を一覧するという「観光」をした。

仕事が3時には終わっていたので、上野の西洋美術館でカラヴァッジョ展を見た。片肌をぬいた少年がフルーツを抱えていたり、賭博の席で聖人が語らっていたりして、これに画家自身の私生活面のスキャンダルの匂いが演出となって、何かドラマを見た感覚である。欲望は悩みと歓びの両方をもたらすのだろうが、こんな表現(いい意味で)が受けてたローマの17世紀に思いを馳せることになった。

翌日は雨予報だったので、また美術館へ。こんどは東京都美術館ボッティチェリ展へ。ボッティチェリというより、フィリッポ・リッピからボッティチェリ、フィリピーノ・リッピへと繋がる師弟の技術の継承の跡を見る展覧会だった。透明感が快い。

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雨脚が強くなったので、美術館内のカフェで昼ごはんを食べた。その後、雨が弱くなってから出張先の下高井戸方面へ。

今回、神田ではいろは寿司、上野では駅のアトレにあるつばめグリルで食事をしたが、どちらもおいしくて吉。夏に浅草へ行った時よりもっと東京の味わいだった。

色金山歴史公園

色金山歴史公園は、長久手古戦場の近くにある小高い山で、家康が陣を張ったところとして史跡になっている。山どころか丘といっても言い過ぎなようなところだが、少し登って展望台に出ると、前がひらけて街が見下ろせるので、駐車場がすでに中腹になるのかもしれない。

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何もなかったところに、平成になってから階段や展望台を付けただけの簡単な場所だが、紅葉が美しいとか、茶室のお菓子が美味しいとか、訪れた人には好評のようだ。

そのお菓子は、浅井屋製菓舗という長久手市内のおまんじゅう屋さんのもので、季節によって変わる。今日は桜餅だった。本当に美味しい。

街に戻り、浅井屋製菓舗へ寄って、古戦場もなかというのを購入。緑色のは抹茶ではなく柚子餡の最中。

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これが、もち米から作った皮の香ばしさとコシがすばらしい最中で、できたてを買うに限るが、運もあるかもしれない。

実は、このお菓子を昨年の秋ごろ、偶然、この当たりのミニストップで見つけて、その時には所用で荷物になるので買えなかったのだが、いつか買おうと思っていたものだ。

他のお菓子も買いたかったけれど、本日中にそんなに食べきれないので、次回、季節が変わって新たなお菓子が出るころに再訪したい。

 

 

 

 

 

海外出張

若いころはあれだけあこがれた海外出張だが、いざ、実際に海外出張となると責任もあり、体力も必要で、いくら出張費が出るといっても仕事ででかけるのは大変だ。

自分のお金で、一人で気ままに行く旅行がやっぱり一番。

 

飛行場からの眺め。こういうレストランでランチをしたら気分良かろうと思って食べてみたが、たいして楽しくはなかった。出張だから。

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到着して、一仕事した後、仕事関係の人にホテルまで送ってもらった。途中でスーパーマーケットにも寄ってくれたので、野菜やフルーツ、パンとハム、牛乳、そしてチョコレートを少し仕入れた。アメリカのイチゴ。果物というより草の実という味(おいしい)。

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ホテルはシアトルズベストコーヒーの人がサーバーにコーヒーをたくさん入れておいてくれるので、いつでも飲み放題。

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街だけど車が主流、宿泊したホテルも、徒歩の人にはあまり向かないフリーウェイ的な道路に囲まれている。

仕事先まで徒歩で行けたので、限定的な公共交通機関であってもそれほど困ることはなかった。

この街は空港までのアクセスが悪く、フリーウェイなら20~30分なのに、コーチや電車で行くと1時間以上かかる。仕事なのでタクシーを呼んでもらおうと思ってフロントにお願いしたら、「この辺ではタウンカーがいいです」とのこと。フラットレートだし、安全だし、空港まで50ドルで30分。

 

コスモポリタンなこの街には、移民や留学生やインターナショナルなビジネスマンがたくさんいる。移民の3世という運転手さんと会話しながら、アメリカ文学の授業で日系移民のことやクイア理論のことをやったのを思い出した。

 

赤フレーム青フレーム黄フレーム

新しいメガネを作った。といっても、3年前に作ったメガネの赤いフレームが重いので、同じ度のレンズで軽いフレームを使って新調しただけなので、「作った」というほどでもない。今度は黒いフレームにしてみた。

赤フレームの鼻あても変えてもらった。気持ちいいけど、ちょっと調整に失敗していて、メガネが鼻から飛び出ているので、明日、黒フレームメガネを取りに行くときに再度修正してもらわないと。

 

おみくじ中吉

針名さんと熱田さんへ初詣に行った。

朝7時台に出発して、人気のない針名神社でゆっくりお参り、まだ7時台だったので、そのまま熱田方面へ。
 
上知我麻神社からお参り……しようとしたところ、おっと、さっき針名さんで小銭を全部使ってしまった、1円玉しかない。そこで先にお札やお守りをいただくことにしたが、お札もお守りも1,000円か2,000円で、小銭を作る隙もない。
 
左の方を見るとおみくじ200円があったので、おみくじを引いてみると中吉だった。いろいろ「待て」と書いてある。それなのに待っても待ち人はきたらずと書いてある。ただ、努力して我慢していればだんだんよくなるそうだ。中でも、学業は努力すれば成る、転居は焦らなければ問題ない、など大吉より頑張れる気がする。
 
本殿もお参りして、最後、おみくじ内容の中のもう一つ気になったところを解決。旅行運は病気などに気を付けろというやつ。というわけで、下知我麻神社の方にもお参りしてきた。初めてじゃないかなここ。旅の安全を守る神様らしい。
 
さて、努力でもするか。
 

パントリー模様替え

自宅の倉庫的なところを片付けた。

倉庫的なところとは、キッチンの奥のパントリー的スペースである。ここは収納庫場所にでもしておいてくれればいいのに、何もない空きスペースになっていた。

しばらくあまり活用していなかったけれど、物があふれだしたので、仕切ったり収納ボックスを操ったりで、すべて収まるようにしてみた。すべて収まるととてもうれしい。

年末に相応しい労働だった。

パソコン関連のメモ

Kaspersky2016のルートキットスキャンを止める方法を探した。「設定」→「パフォーマンス」→「悪意ある…」(←これ)チェックを外す。

これを手動で動かせるといいのだが、今のところ毎日起動とともに始まるので、Dropboxの同期が遅れて、ちっとも作業をはじめられない。

 

ところで、Dropboxの方も、VAIOで同期が始まらない問題があって、これは再起動すると治るんだが、再起動の仕方が分からない。正解がどうかわからないけれど、システムトレイでDropboxを終了した後、exeをダブルクリックして立ち上げている。

 

 

面接

去年から面接の仕事がたまにある。今日も面接した。

20年前ぐらいはけっこうやっていたが、私も若輩者だったので、課長と一緒にやっていた。面接者が出て行くと、課長が「今の子いいなあ~、奥さんにしたいタイプ」とか、昨今なら問題な発言を繰り返していた。たぶん現代でも、こういう紳士はそういう風に心のなかで思っているに違いないが、口には出さなくなった。

おっと、また思い出話になった。

今日は私より一回り若い人だった。よくしゃべる人で、私が口を出す隙なし。面接であんな感じで話すものだろうか?いろんな人がいるのでしょう。悪い人ではなかったし、緊張しているらしい(本人談)ので、印象とは違うのかもしれない。

 

りんご2個分・v・

前回タルトタタンもどきを作ってから3ヶ月もたっていたのか。

 

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 またぽかぽかのりんごを買ってしまったので、2個は煮てマスカルポーネとエスプレッソシロップでデザートに、もう2個はタルトタタンもどきにして冷蔵庫へ。

連日お菓子を食べ過ぎているが、そういう季節だからしょうがない。

きなこのパウンドケーキ

品薄のバターを、大手スーパーで買っていたけれど、先週ケーキ用マーガリンというので代用できないか、一度購入してみた。

パンを焼いてみると、香りも食感も随分違い、がっかりした。残念ながら、マーガリンでは食パンを焼くバターの代用はできないようだ。

それで、そのマーガリンの消費が問題となって、家にあるものでお菓子を焼くことにした。家にあると言っても今日はきな粉ぐらいしかない。

 

パウンドケーキは、概略バタークリームとメレンゲを混ぜて、その中に小麦粉を切り込んでボッたりした生地を作って焼くという手順でできる。分量は粉、バター、砂糖が同じぐらい、ただし昨今そんなに砂糖を入れると結構甘いので調整する。

 

朝からマーガリンをホイップして(ケーキ用だからなのか、すでに空気が入った感じで売っている)、砂糖を加えてザラザラ感がなくなるまですり混ぜる。それに、卵黄を2個、分離しないように1個づつ、よく空気を含ませて軽いバタークリームになるまで混ぜる。

もう一つのボールで、白身2個分を泡たてる。砂糖を少々、こちらのメレンゲのために残して置かなければならなかったのに、バタークリームの方へ全部入れてしまったので、メレンゲの砂糖は過剰な甘み分となるが、メレンゲの腰を作るために仕方ない。

そのメレンゲを半分づつバタークリームの中に加えて切るように混ぜる。

最後にきな粉と小麦粉を入れてさくさく混ぜる。

パウンド型に入れて、160度にしたオーブンで30分ぐらい焼く。

 

焼きあがると、きな粉の香ばしい香りがナッツ系のお菓子のようで非常に美味しい。

オレンジジャムを塗ってみると、それは合わない。たぶんナッツがチョコレートが合うのだろう、そんな味。

砂糖が多かったので、けっこう甘い。