いつも愛用している物書堂さんの辞書の話ではない。
biglobe辞書の話である。
biglobe辞書は2種類、リーダーズ+プラス(リーダーズ英和第3版とリーダーズ・プラスの組み合わせ版)と、三省堂の新明解国語辞典(明解さん)を買ってある。
iOSは、辞書コンテンツを裸で販売できなくなっていて、今は辞書アプリのアプリ内課金の名目で各辞書が販売される仕組みである。それはまあいい。
biglobe辞書も、アプリ内でいろいろな辞書を好きなだけ買えるようになっているが、上記を含め何種類かの辞書の販売を終了してしまったのである。iOSのappストアにはすでにない。
他のアプリと異なり、辞書や書籍をそんな風に配信を打ち切られてしまうと、今後信用して購入できない。
一応、すでに自分の端末内に単体で辞書がダウンロードしてあり、そのデータが確認できれば辞書統合アプリへのダウンロードができるようになっている。最新のiOSに対応しているのは統合アプリのみだとのこと。
というわけで、iPadのアプリをIcloudにバックアップして、そのデータを新iPhoneに設定、iOSには対応していないので警告が出るけれど、なんとかダウンロードしたデータを削除しないままで、統合アプリの方でダウンロードしてみた。
大きなデータで時間がかかるので、バックグラウンドでダウンロードを続行するが、何日経ってもDLが終わっていない。そこで、DL中ずっとアプリを立ち上げたままにしていたら、数分でDLできた(使えないならバックグラウンド設定要らないだろう)。
もう一つ問題は、辞書データと音声データがあることで、最初に辞書データをDLしたら、音声データのDLをするボタンがなくなってしまったことである。音声は出ない。ストアまで戻って、再ダウンロードというボタンを勇気を出してクリックすると、音声DLボタンが見つかったので、なんとか解決した。
さらに問題は、統合辞書内に複数の辞書があるのに、統合アプリ立ち上げ時にはどちらか一方が勝手に立ち上がる仕様である。わざわざ設定→ストアまで戻って、もう一つの辞書を立ち上げなければならない。なんでこんなUIなの?誰が作ったん?
・・・と、ちょっと怒り気味のエントリーであった。