iPhoenのバッテリーが80%に近づいてきて、夕方以降は残量が心許ない。
数日前に非純正バッテリーに交換しようと思って実際に店舗まで行ったけれど、非純正の注意事項を聞いているうちに、今のを下取りに出して新しいのを買う方に気が変わった。
昨日オンラインのAppleストアで注文し、今日の午前には届くという素早さだった。リアルAppleストアへ行く必要が感じられない。
午前はしかしでかけてしまって、再配達を午後遅くに受け取った。それからずっとデータ移行やApple Trade-in(下取り)やら、アプリダウンロード不備やらで夜中まで新旧のiPhoneと、取説を読むためのiPadを並べて取り組んだ。こんなに取り組まなければならなかった理由は、ソフトウェアのアップデート、いくつかのアプリのログイン、辞書アプリ、下取りの本人確認証明書の写真の4つである。ついでにPay類の移行のことも書いておく。
iOS最新ではなかった
工場出荷iPhoneのソフトウェアは最新とは限らない。これはもう運なので仕方ない。届いたiPhoneのiOSが最新ではなく、まずはアップデートから開始となった。その確認はすぐにはできない訳だから、しばらくデータ移行を試みては失敗ということを繰り返すうちに、なんらかのタイミングでアップデートが始まるという具合だった。
ApplePay類
クレジットカード2枚をPay登録しているが、その移行は簡単だった。データとして移行されたカードがwalletで待機しているので、それを復元してセキュリティコードを入力するだけだった。ちょっと面倒だったのがSuicaで、アプリとPayがあって、どちらを触ればいいのかわからず、アプリ側からスタートしたらチャージ金額を受けるカードがないということになった。wallet間の移動をするために、いったん旧機で削除、新機で復元してログインしなければならなかった。
スタバカードは何もしなくてよかったけれど、スターバックスのホームページに「モバイルスターバックスカードは移行手続きが必要」と書いてあったので、惑わされた。スターバックスカードとモバイルスターバックスカードは別物であった。
いくつかのアプリのログイン
多くのアプリはデータ移行の際にログインされて移行される。何もしなくても使える状態になっている。おそらくパスワード登録されているアプリがそのような簡単な状態になっているのだろうと思うが、銀行アプリなど一部のアプリはiPhoneにパスワードを残さないようになっている。私の頭の中にも残っていない場合は「パスワードを忘れた場合の再発行」をやらなければならない。
銀行はセキュリティのためにそうなるのはわかるけれど、ルンバ(iRobot)のパスワードが記憶されていないのには参った。
辞書データの移行
辞書データは重いので時間がかかる。辞書が旧バージョンだとダウンロード方法が違ったりもする。今回は物書堂11種、biglobe辞書2種、その他1種を移動しなければならないが、物書堂のジーニアス英和・和英と、Collins Cobuild、そしてウィズダム英和・和英の3種類が「待機中」のまま固まってしまった。ウィズダムは一つ前のバージョンだったが、他の2つは現行バージョンだし、原因は謎だった。
それが先人の知恵(ネット上の情報)で解決した。いったんダウンロードをキャンセルしてiPhoneを再起動したらすいすいとインストールを始めるというのだ。実際のその通りだった。
Biglobe辞書のほうは2種とも販売終了していて、ダウンロードは別の方法が案内してある。ひとつはリーダーズ+プラスという大きいデータなのでいつまでたっても終わらない。「バックグラウンドで云々」にチェックして今もこの問題の解決に向けて鋭意ダウンロード中である。
一応、いろいろな問題を解決し、ログインが必要なアプリはすべてログインし、これで旧機の下取り準備に取りかかれるとなった。ちなみに前回引き継ぎに失敗したLINEの引き継ぎは、下調べをしっかりしたので何事もなく最初に済んだ。
Apple Trade-in
こちらは、ネット上で「本人確認書類不備でキャンセルになった」「そうならないためにはXとYとZに気をつけなければならない」という処世訓のような記事で騒がれてしまうような手強いやつである。
2種類の本人確認書類の選択肢は多くはないのに、私の保険証は、裏の手書きで住所を書くところの住所を書き間違えて二重線で消して書き直してあるやつなので、それは使えない。そこで、免許証とパスポートでなんとかすることにした。
まず、jpgで容量を抑えて撮影する必要がある。容量を抑えるには、被写体を小さめに撮影してトリムするといい。免許証をその方法で表も裏も容量オーバーにならずにアップロードできた。
次にパスポートであるが、「表」と「裏」を撮影せよというが、それがパスポートのどのページなのか分からない。これも先人が電話で問い合わせた情報記事をありがたく発見した。それによると、写真ページと手書きの住所ページであるという。そこで間違えないように手書きで住所を書き込んで、撮影。なんとかアップロードして、送信した。
結果はドキドキである。
<追記1>
注文日から10日後(下取りキットを送ってから2日後)、下取り処理が済んで返金手続き中であるという連絡メールが届いている。まだクレジット会社の明細には反映されていない。
どうやら、アップロードして本人確認書類は、無事に通ったようだ。