考え中

まったく公共性のない備忘録

テレビリモコン買い替え

ボタンが効かなくなった

引っ越し前の家に住み始めたときに液晶テレビを買って、引っ越しのときに運んできたが、まる9年使って10年目に入ったところでリモコンの調子が悪くなった。よく使う電源ボタンなど数か所のボタンの効きが悪くなり、明らかな接触不良の症状である。

 

スマホで操作

最近はスマホでリモコン操作できるようなので公式をダウンロードしたが、リモコン自体の起動に時間がかかりすぎるし、起動失敗も多い。これでは使い物にならない。

 

買い替え

というわけで、リモコンはゴミ箱行き決定となったし、スマホで操作もできないので、リモコンの買い替えという局面になった。正規リモコンは高いので代替品を視野に商品検索を始めた。まずは正規の価格をチェックするも、正規品が部品入手不可の廃盤になっていた。そのページで正規代替品というのを案内されるもやはり高い。

 

それならそもそも代替品でよし、という話である。

代替品もいろいろあるけれど、テレビ本体の使用年数に鑑み、機能面で現リモコンに近い製品の中から一番安いのを選択。正規品の5分の1ぐらいの価格である。

 

現リモコンの処分方法は、この地域では、区役所などに設置されている小型家電収集用ボックスへ入れるということになっている。どうせ処分するなら、ということで、分解してみた。

 

分解してみた

リモコン電池を外しても、ネジのようなものはない。細いものを隙間に噛ませて、無理やりぱかっと開けるしかない。開けることは想定されていないのである。

 

開けてみると、中には基盤が1枚、シリコン1枚、ボタン操作の部品がひとつ、はめ込んである。基盤には赤外線電球がついている。シリコンの表面が見慣れた選局ボタン凸面、シリコン内側は基盤と接触するようにボタン裏が凸状になっている。

問題は、シリコンが加水分解どろどろ状態になっていることで、基盤もどろどろである。もう接触云々の問題ではないのである。

 

とりあえずドロドロをアルコールで拭いた。さらに試みとして、シリコン裏の凸部分にアルミ箔を小さく切ったのを貼って電気が通りやすくした後、もとどおりカチッとはめた。アルミ箔リモコンが完成した。

 

復活は・・・?

これで電源を入れてみたものの「各ボタンに局が設定されていません」という警告がでるばかりだ。反応するボタンもあるけれど、そのボタンで狙ったのとは違う局が選局されてしまう。初期設定用のホームボタンも効かない。

何度かやり直してみたものの、健闘むなしくリモコンは事実上壊れた。これが「修理が自己責任で」というやつの顛末である。

 

荷物が届くまでは、スマホのリモコンでやり過ごすことになった。

 

 

追記12月27日

代替リモコンが届いて、快適なチャンネル操作が戻ってきた。早く買えばよかった。

ちなみに、リモコンが届く予定日の朝、なぜかスマホでチャンネル操作ができなくなり、テレビ電源をオンにできない半日だった。

リモコンが届く直前に、テレビに接続してあるスピーカーからテレビ電源もONできることに気づいたが、すぐにリモコンも配達されてそれ以外の代替品は全く不要なり、アプリもすぐに削除した。