考え中

まったく公共性のない備忘録

忘れれば流失もせずの域

パスワードは覚えるものではなくなり、何かで管理するものになって久しいが、管理できるクラウドなど仮想空間に置いても漏洩するものになっており、定期的に変えるぐらいしか防御の手がないらしい。

 

変えた次の瞬間には忘れるので、忘れたらまた変える方式で、無意味な記号と番号の羅列が虚しく消費されていく。桁数もどんどん増える。

今朝解いたWordleの単語とか、さっき読んだ本に出てきた用語とかを使って、文字数が足りませんなど警告されては、2語で作ったフレーズの間に+や%の記号を挟むとか、末尾に大文字を配置するとかする。あるいは完全にランダムな並びを採用してみたり。

 

今日は、キャッシュカードの4桁の暗証番号を忘れてしまって、カードがロックされた。たいへんだわ、週明けまで銀行の窓口も開かないし、と焦った。

しかし帰宅してインターネットで調べたら、「インターネットバンキング」の方の本人確認でキャッシュカードの暗証番号は3分もあれば変更できることが分かった。

 

そもそも、最後にキャッシュカードを使ったのは昨年の秋であることも分かった。半年ぐらい現金を引き出さなくてもなんとかなるということだ。暗証番号も覚えられないはずだ。今日変更した番号も、果たして次に銀行に行った際に思い出せるのかどうか、自信はない。

 

ちなみに、現金が必要になるのは、昨今は美術館の当日チケットぐらいである。