2021年に寝具を見直した時期があった。
まずは羽毛布団(掛け布団)を買い替えて、次に枕を買った。
このとき買った枕は調子がよく、早いもので3年経過した。羽毛布団も3年を過ぎたが、夏場は薄い掛布なのを考えると3シーズン経過となる。それと、2022年の夏にベッドとマットを替えたので、1年半ほど経過ということになる。
結論から言うと、驚くほど睡眠の質が良くなった。
秒で寝落ち、そして、毎朝同じ時間に目が覚める。夜中に起きることもほぼない。どの寝具が奏功しているのか、相乗的な効果なのかは分からないけど、全部だろうと思っている。
いい話で終わると良いのだが、このところ少々気になることがあった。
枕の劣化である。
旧まくらが高く感じて、それより低い枕を探して試しに買った2個めであるが、3年快適に使えていた。ここに来て、その低さが気になる。「低すぎ?」と感じたのだ。
枕を目視と手触りで点検してみると、真ん中だけ綿が少なくなっている、あるいは押しつぶされている気がする。端っこの方が厚みと弾力がある。
一般に枕の寿命はどのぐらいなのか、検索してみた。
枕にもよるが、1~3年と書いてある。こういう数字は参考なので、使えるなら5年使っても20年使ってもいいのだろうけれど、その参考年数の「3年」を経過はしている。
買い替えも視野に入れる必要がある。
ところでこの枕、洗える綿が入っているが、そういえば、冬場は干すだけであまり洗濯していない。綿が偏っているなら、洗って均等に戻せるかもしれない。汚れを落とすと空気が入りやすくなってふかふかになるかもしれない。一方で、洗うことでへたった枕がさらにへたることも考えられる。
というわけで、20度予想の天気予報を見た昨日の朝、洗濯機に枕を入れて、洗剤やオキシクリーンを入れて、中和柔軟用にクエン酸も入れて洗ってみた。
5月並みの陽気で、昼過ぎにはいい感じに乾いた枕を点検すると、厚みと弾力が復活して一回り大きくなっている。
そうだったか、メンテナンス不足だったか。
大きくなった枕をカバーに押し込んで、さっそく寝てみると、ものすごくふかふかで気持ちいい。
まったく低くはない。