考え中

まったく公共性のない備忘録

名フィル名曲シリーズ89

開演前の五重奏@ホワイエ

 

シューベルトの「グレイト」目当てでチケットを取ったのが昨年の10月頃だった。金山の市民会館フォレストホールのシリーズだが、会場が古いし低音が聞こえにくいので、あまり行ったことがない。久しぶりだ。

 

モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299[オーボエとハープ版]*シューベルト交響曲第8番ハ長調 D 944『グレイト』

 

ハンスイェルク・シェレンベルガー(指揮,オーボエ*)
マルギット=アナ・シュース(ハープ)*

 

前半Mozartはオーボエと指揮をシェレンベルガーが担当している。フルートとハープのための協奏曲の、フルート部分をオーボエで演奏している。なめらかで澄んでいる。ちょっと座席が遠くて聞き取りにくくはあったが。

 

後半のグレイト(交響曲第8番)ではオーケストラの規模が大きくなる(ハープはない、オーボエ名フィルメンバーが担当)。ホルンから始まり管楽器、特に木管が主旋律なので、目を凝らして弦楽器の後ろのほうを見つめながら聴いた。

 

演奏は軽妙な入り組み具合も迫力も発揮されていて満足だが、音は少し大きめになったものの圧倒感というほどではなかった。

 

会場がもう少し小さいホールだと良かっただろうなあと思っている。しばらく愛知芸術文化センター改修中だし、たぶん大人の事情などもあって仕方ない。