愛知県芸術劇場 コンサートホールのN響定演愛芸文シリーズに行ってきた。備忘録。
指揮:トン・コープマン
フルート:神田寛明
フルート協奏曲 第2番 ニ長調
チケットを取った頃はこの時期なら忙しくないだろうと思っていたのだが、忙しかった。なんとなく仕事のことを胸に抱えたままでかけた。
3階正面は、正面だけれどステージからは遠めだ。しかしオーケストラの全体が眺められるのがいい。最後の第39番の木管と金管が掛け合う感じが楽しめた。
一番の目的はフルート協奏曲だったが、ここまで楽しく自由に演奏してくれるとは思っていなかったので、本当に楽しめた。この曲はオーボエ協奏曲からフルートに転用したやつで、そのオーボエ協奏曲を気に入って一時期よく聞いていたのだが、フルートもいい。
アンコールは魔笛のパパゲーノの鳥刺しのフルート版だった。これも途中でかなり遊んでくれて、非常にハーイサ、ホイサッサ(heissa hopsasa! )だった。
会場はほぼ満員だった。東京は売り切れ、明日の長野県も売り切れているそうだ。
第1991回 定期公演 Bプログラム
2023年9月20日(水) サントリーホール
サントリーホールでの公演がFMで放送されたので、さっそく聞き逃し配信で聞いてみた。名古屋で聞いた演奏と、あまり変わらないのがすごい。
さらに11月にはEテレで放送されるそうなので、楽しみである。
<おまけ>
愛芸文に到着し、プレイガイドのある地下から入ったので、ついでに愛知県美術館で開催予定の「安井仲治展」の前売りも買った。安井仲治の名字がスっと出てこなくて「なかじ、なかじなんだけど」とカウンターのおばさま店員に伝えるものの、県立の職員だからかノリが悪く「なんですか?何のチケットですか?」と迫られる。
「もうじき始まる、ここの上の美術館で始まる美術展、写真家の・・・」とあらゆる情報を出したら、「ああ、ナカイヤスジね」と。
「ああ、そうそう中井・・・って、ちゃうやろ」と、ノリツッコミはしなかったが、カウンターの店員さん、プロじゃなかった。