新年の早い時期に、岩津天満宮のお守りチャームが外れていたことをここに書いたことがあった。自分や車の調子も狂いがちだったので、牛のお守りのことが気になっていた。そこで、気休めに岩津天満宮へ行ってきた。
自宅にランチになるような食材がなかったので、天満宮へ向かう途中のパン屋で簡単に食事をしてからでかけることにした。クロワッサンとオレンジロールを淹れたてのコーヒーとともに味わっていると、美味しいものを食べることで回復するなにかがあることを感じる。
ゆっくりしたかったが、12時過ぎに行列ができてしまって、なんとなくじっくりと座っていられなくなった。というわけで、食事をしながらゆっくり経路を調べようと思っていたのに、あまり準備なしでナビを頼りに岩津へ向かった。
岩津町は愛知県岡崎市になる。岡崎と言っても駅や岡崎公園などがあるディープな岡崎ではなく、豊田市を抜けたあたりである。平日のトヨタの工場間を行き来する大きなトラックの合間を、応急修理が心許ないタイヤで走っていると、「ああ、ここだ」という岩津天満宮の登り口に着いた。
急な坂を登ると谷の向こうに「岩津天満宮」の幟が見える。細い橋を渡って鳥居までたどり着くと、そこから駐車場まで最も急な坂になっている。
登り切ると、自力で階段を登らなくても本殿まで行ける。
駐車場にも境内にも、新年の初詣や、厄除けの神事、受験のご祈祷などの催しが大々的に行われた形跡が認められるが、今日はそうした催しもなく、梅の見頃でもなく、人気がない。強風だけが吹きすさんでいる。スマートホンを車の中に置きっぱなしにして本殿前に着いてしまった。撮影はいっさいなしである。
撫で牛の頭を撫でて、お参りして、お守りの牛をお返しして、今回は「厄払い」のお守りをいただいてきた。
ところで、岩津天満宮にはおしゃれな(と言われる)喫茶スペースがある。前回は休業していて(コロナ禍で)入れなかったので、今日こそはと思ったら、今日もお休みだった。しかも臨時の。
なにこれ、厄除守もらったばっかりなんだけど、とは言わずにすごすごと退散した。
駐車場に戻って、梅の様子を撮影(咲いていない)。
帰宅して、「厄除守」を撫でながら仕事をしていると、一本のメールが入った。胃が痛くなるような問題勃発の連絡である。問題を切り分けながら、明日から週末で身動きが取れないので、週明けに考えることにした。
さっそく、厄除けの効果が問われる。
前回のお参り