考え中

まったく公共性のない備忘録

クリスマスケーキの予約に奔走

生乳の余剰がニュースになっている。もっと牛乳飲めなんて言われている。

 

牛乳飲みきれないなら、生クリーム食べればいいじゃない(無理があるな)。

 

そう、クリスマスシーズンなんだから「ケーキを食べればいい」。とはいっても、生クリームもバターも値上がりしていて、小麦粉はもっと値上がりしているんで、ケーキ15センチぐらいのワンホール5000円前後しているし、それを5人で分けたら一人1000円みたいな状況だ。

 

そんな今週のある日、私自身はめったに食べることのないクリスマスケーキというものを職場で食べる予定が急遽決まり、慌ててケーキの予約に走った。クリスマスケーキなんて当日買えるに決まっていると思っていたのだが、どうやら予約しなければならず、しかも、もう遅いという。店頭で通常売っているケーキもクリスマス期間は並べられないという。クリスマスケーキにリソース割かれるから店頭のケーキまで手が回らないからだという。しかも買いたい日はイブでもクリスマス当日でもなく、23日なのに!

話は横道にそれるが、ちょっとマシなサービスを受けたければ、時代は予約時代なのだ。ヘアサロンも、クリニックも、なんでも予約、もはや美容院ではなく、病院でもない。ケーキ屋ももはやケーキ屋ではなく、パティスリー?

 

果たして、”パティスリー”を1軒、2軒、と周り、予約時代に乗り遅れていることを認めることになる。3軒めは、店内に入って「あの~」みたいな話すらする前に、店の前の張り紙に打ちのめされた。

今日の午後になって、ガソリンを入れるために立ち寄ったスタンド近くにある”パティスリー”で、「あの~」と用件を伝えたところ、「予約を締め切ってみたら、23日だけ余裕があるので、いいよ」ってな感じで予約をすることができた。ほっとした。

 

店内に入ると、ケーキが陳列されているので(そりゃそうだ)、どうしても1つ買ってしまう。金曜に1つ、土曜に1つ、ケーキを買った。ケーキ1切れ買いなんて初めてしたけれど、以外とすんなり買える。というか、クリスマスケーキ予約に来たけど、せっかく来たからみたいなノリなので、言いやすかった。

 

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”パティスリー”は「ラ」で始まったり、途中で「ドュ」が入ったり、パティスリー〇〇の最初を”サロン・デュ”に買えると美容院の名前になっちゃったりで、まったく店名を覚えられない。そのせいで、ケーキ予約の顛末を人に「こんなことがあったよ」と話すことさえ困難なのである。