(60)から(65)は今回の訪村では見ていない。
<(59)内閣文庫>5丁目
通路より小高くなったところに明治44年(1911)の立派な建物がある。門柱がギリシャ神殿っぽい。
内閣文庫は、昭和になると「国立公文書館」になる。
暖炉と、天井の様子を見た。
隣の空き地に、かりんのような果物がたくさんなっていた。
良い風景。
(56)(57)は、帰途に回ることになるので、次は(55)である。
<(55)隅田川新大橋>5丁目
明治45年(1912)の鉄道橋である。明治村には鉄道橋はいくつか移築されているが、この橋はそれほど繊細なデザインではないのと、全長のうちほんの少ししか移築されていない様子で、それほど関心を誘わない。
近寄ると、手すりなどにデザインが施されている。遠景として、正面に聖ザビエル天主堂がいい感じに見える。
<(52)金沢監獄正門>5丁目
明治40年(1907)に洋風建築の監獄と、その門がこのような風格ある建築物として完成したという。門だけ移築している。
赤レンガの双柱(というのかは知らないが)には上部が丸い窓が施され、3箇所に屋根が乗っている。
目を引くのは、水平に挿入された石のライン部分である。
おしゃれな監獄だ。