4丁目の途中から疲れが出てきた。
3丁目と2丁目は今回あまり回れていない。
<北里研究所本館・医学部>3丁目(25)
内部は細菌学の研究が分かる施設や、凝ったデザインの顕微鏡の展示が見られる。
この写真は正面からではないので確認が難しいが、中央の切妻、三角の中にドイツバロック建築ならではのカクカクしたデザインが施されている。
実験室や、動物実験の絵画など、生々しさを感じようと思えば感じられるように展示されている。
この階段の手すりはめずらしいと思うがどうなんだろうか。
これでもドイツバロックなのか、それとも細菌学関連の意匠なのだろうか?
<札幌電話交換局>2丁目(21)
電話機の展示があって、いつも混んでいる。
明治38年(1898)に札幌にできている。外見は異なるが、内部はなんとなく札幌時計台を彷彿させる。クラーク博士の時計塔が1978年というので、年代は少し離れている。
建物がいい。煉瓦ではなく石の外壁に、写真には写っていないが瓦屋根が載っている。窓には1階アーチ窓のアーチに意匠を彫った飾りがあり、2階との教会に円形のレリーフの帯がある。
入り口の上に装填のような屋根とそれを支えるデザインがある。
<東松家住宅>2丁目(18)
名古屋の堀川沿いにあった油問屋。明治34(1901)年ごろに増改築をした際の建物が移設されている。増築で3階建てになっている。もとは江戸末期の平屋だったという。
内部の見学は、ガイドツアーの時間のみなので、少し覗いた程度である。うちわを丸く組み立てた扇風機的なしかけ道具がある。手で回す。誰が回していたのだろう。