秋晴れ。
10月最後の日曜日、だけどオンラインの講習のようなものが昼前まであるということで、半端な一日になるのかなと思っていた。ところが講習は自分には関係ないものであったので、すぐに退出した。まだ、すこし遠出をすることができる時間だ。
豊田市美術館ではフランク・ロイド・ライト展が始まった。昨日からは稲沢市荻須記念美術館で長谷川潔の特別展が始まっている。
しかしこんな晴れた日には館内ではなく屋外だ。博物館明治村だ。ちょうどフランク・ロイド・ライト展関連のイベント中である。
せっかくタイヤを替えたので、燃費がどのぐらいになるのかも知りたい。犬山まで約30キロ、道が混んでなければ1時間15分ほどの距離である。
・・・というわけで、往復の経路と明治村での楽しい一日について、エントリーを分けながら記録したい。
<往路>
意外と市街地を走る。
往路、6月頃に出張で犬山市を通ったときは山道が続いた印象である。
ところが、山道は最後の10分ぐらいで、そこまでは街の文化的な舗装道路だった。山道に入ってすぐ、「お、到着」と思った場所は「正門」で、駐車場があるのはそのあとさらに数分走っていった北門の方だった。
明治村には、いつも入村は正門からだった。名鉄で行くと、正門のほうにバスが着くからである。明治村は5つのエリアに分かれていて、正門から入ると最初に1丁目という地区に入る。だから、1丁目はいつも丁寧に見て回っている。
さて、今日は駐車場側の北門から5丁目に入った。1丁目から入ると、クタクタになってたどり着くエリアである。たぶんはじめて、5丁目を丁寧に見ることができる。
<駐車場>
正門を通り過ぎる辺りから、急に曲がりくねった山道を走ることになる。
見えてきた「駐車場」の看板に向かって右折して入るとすぐに料金所がある。昭和スタイルで「1000円です」というおじさんに「現金だけ?」と聞くと「そうです」と。
思い立って出てきたので財布の中には大きいお金が1枚入っているだけだった。9千円のお釣りをもらって100メートルほど先の駐車場へ入る。家族連れがたくさん車を停めて歩いている。
北門の方向に行くと、まだ11時過ぎで人がまばらだったので、門の手前のトイレもすっきすきだった。
<入村>
チケットは令和5年現在、2000円(おとな)である。
チケットを買うときに駐車場のクセが出て、現金を2000円渡してしまったあと、いやクレジットカードで払いたいと伝えるなど、バタバタする。しかもJAF会員が100円引きだというので、JAFアプリも出したりして、さらにバタバタした。
そこで現金の2000円を引き取り忘れて、再びこの北門を訪れることになるが、ちゃんと受付したお姉さんが覚えていて2000円返金してくれたのでホッとした。
<SL機関車>
さて、村内は入鹿池に沿って縦長の土地なので、電車、バス、機関車の3種類の乗り物の観光運行がある。どれも500円で一日乗り放題である。しかし建物と建物の距離が近いので、結局乗らない。というわけで、今日は全徒歩にした。
ちょうど、北門から入ってすぐ、SL機関車の駅がある。そこに向かって走る機関車を捉えた写真↓。
蒸気を出したので、もう一回撮影。車掌さんがちゃんと下のほうに手を降ってくれる。
さて、テンションも十分上がったので、最初の建物であり、最大の目当てである「帝国ホテル」へ(つづく)。