5丁目から4丁目に入る付近は、いい匂いの煙と、芝居小屋の明かりで、にぎやかなところである。
<(50)半田東湯>4丁目
明治末期の銭湯で、知多半島の亀崎から移築したという。亀崎は半田市の三河湾側の港町で、碧南の対岸あたりだ。
番台、男湯、女湯とぜんぶ見学できる。思ったより小さい。
全て木でできている。新しい木で修復したのか、元の木を清掃したのかは知らないが、壁面がきれいだった。
<(49)呉服座(くれはざ)>4丁目
明治25(1892)年に完成した大阪の芝居小屋。
芝居がかかる時間に中に入れるのだが、今日通りがかった時間には閉まっていた。
写真を見ると、枡席が全面に設置されていて、にぎやかな雰囲気がある。
<(48)小泉八雲避暑の家>4丁目
明治初年(1868年)のラフカディオ・ハーンの静岡県焼津市の別荘。
呉服座の写真(上)の奥に見えている木造民家っぽい2階建てである。
内部を駄菓子屋として活用している。
午後に入り気温が高くなってきたので、アイスキャンデーを買った。
このあたりは、バス停留所になっている。
その横には五平餅やみたらしを売る売店があって、いい匂いの煙が上がっている。