考え中

まったく公共性のない備忘録

長谷川潔展

稲沢市荻須記念美術館で開催中の長谷川潔展へ。

荻須高徳とはパリ時代に交流があったそうで、開館40周年記念の企画展として長谷川潔の作品が京都国立近代美術館からたくさん来ている。

 

 

最初に荻須高徳展を観覧、前回見たときほどたくさんは展示されていないようだが、展示作品が変わり、新たな作品を見ることができた。

 

抽象絵画の波に押されながらも街を描写する道を選んだ荻須の決意みたいなものが解説されていて役立った。

 

 

次に反対側の部屋の長谷川潔展に入室、2部屋分の版画や技法の紹介、油絵などを鑑賞、京都でもここまでたくさんは展示されていないので、初めて見る作品ばかりだった。子どもの絵本の挿絵のような、小鳥、金魚、花、おもちゃ、レースなどやさしい題材を、パリでも廃れていた技法を復活させて版画にしている。

デッサンが正確で、配置は装飾的である。キュビズムの影響を受けた作品もけっこうあることを知った。

 

稲沢公園の緑が気持ちいい。

公園が面している道の反対側に、カフェタナカという女性パティシエが開いて人気になっているカフェの稲沢文化の杜店がある。パティシエの名前がついたクッキー缶は人気で、なかなか買えないときもあるらしい。

 

今日は稲沢ブレンドとチョコレートケーキを試した。最高にうまい。コーヒーの焙煎具合も一番好みの具合で、ショコラの目の詰まったぎっしりパウンドケーキは、しっとりしている。

 

 

クッションがあって、何時間でも座っていられる。

 

最近週末に仕事が立て込んでいるので、平日に半日遊べたのは心身のためによい。

 

前回の訪問時の記事はこちら。

mihalita.hatenablog.com