考え中

まったく公共性のない備忘録

浜松市楽器博物館(前篇)

浜松へ遊びに行った。

数年前に出張で訪れたときに、駅前の「藤田」でうなぎを食べたが、浜松へ行くならもう一回食べたいなあと思っていた。

開店時間に合わせて浜松着になるように電車時間を調べて行った。狙い通り10:57に駅についたので成功である。店から出る頃には待合室に家族連れが3組、4組待っていたので、そういう意味でもうまくいった。うな重はやはり美味かった。

一方、他にもうなぎのお店がたくさんあるので、次回は別のところのうなぎも試したいと思った。

 

満腹のお腹で、浜松駅周辺を散策しながら、次の行き先である浜松市楽器博物館へ。

駅を挟んで反対側だが、地下道があって迷わない。

www.gakkihaku.jp

 

 

公立の博物館としては珍しい楽器の博物館である。音楽で街作りを目指す浜松ならではの特色ある博物館である。

楽器と人類という視点で世界の各地域からできるだけ偏りなく収集しているようである。アジア、オセアニア、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパのようなグループ分けをしながら、時には似ている別地域の楽器が比べられるように並んでいる。

大英博物館なんか行かなくても楽器博物館に行けば大満足間違いなしである。

 

浜松市楽器博物館は入場料も800円とやさしい。しかもJAFカードで2割引きになる。ロッカーもある。

 

1階、地階に分かれて展示されている。

入ってすぐに、アジアの祭祀のための大掛かりな演奏複合施設のような構造物から始まり、素材も仕組みも多様な楽器が展開される。楽器のそばには演奏風景がビデオで再生されている。

 

アジアの楽器には動物デザインがあしらわれていることも多く、なんなら動物型の弦楽器なんかもある。

 

 

馬頭琴の馬頭は、ほんとに馬頭のこともあるし、アヒル頭や龍頭もあったりした。ヨーロッパの楽器は、人の頭なんかがついている(後編にちょっと書いた)。

 

歩いていると、学芸員さん?によるレクチャー時間に出会うこともあり、今日はミャンマーのハープの説明があった。ビルマの竪琴である。木材や皮、絹を撚り合わせた弦などと聞いて、素材に興味が湧いてくるし、弾き方の解説を聞くと、演奏のスキルに驚く。

 

ポケットから出してすぐに弾けるフィドル↓。細い。

ダンスの先生がすぐにポケットから出して音楽を奏でられるような携帯用という。どれも18世紀ぐらいのものだった。

演奏を見てみたいと思ったらフランスの動画で見ることができた。miniature pocket violinで検索すると良い。

 

 

楽器以外のものもたまに置いてある。

演奏中のお姉さんたち、足の崩した感じがたまらない↓

 

 

そんなオブジェの中でもアフリカの↓これ、素晴らしすぎる。ピカソかよ!

 

ちょっと写真が多いので、また続きは別の日に。