考え中

まったく公共性のない備忘録

着信音 タフンッ

iPhoneの通知音の「デフォルト」の音が変わったようで、gmailの着信音が聞き慣れないサウンドになっていた。パホッというかタフンというか、気の抜けたサウンドである。余計な変更がiOSのアップデートに組み込まれていたのだろうか。

 

設定を見たら、デフォルトに設定されている。しかしこれまで使っていた音は「トライトーン」で、それが長らくデフォルトだったはずである。

 

さらに、icloudメールのほうは、デフォルトが無音になっていたので、先日購入したアップルミュージックの領収書が静かに到着していたことに本日気がついた。

プリンタ設定

職場のプリンタ複合機の印刷が二重にぼやけるようになった。

11年使ったので(使用頻度は高くないけれど)、そろそろかということで新しいのに交換してもらった。

これまではUSBケーブルで接続していたが、新しいのはWi-Fiで接続するようになっていた。そういえば、ちょうど11年前はプリンタがWi-Fi接続できたりスマホから直接印刷できるようになる切り替え時期だった。

まったく同じ時期に自宅のブラザー複合機を買ったが、こちらも印刷が途切れる部分が出てきた。そもそもが、買って3年半ぐらいで紙送りに支障が出たので、メインとしてキヤノンを買った。それ以来サブとして、それでもある程度は使っていた。

どちらもプリントヘッドを調整するとか、どこかを掃除するとかでメンテナンスができるのかもしれない。

 

<その後>

ブラザー複合機のプリンタ内部の「エンコーダー」という黒いフィルムを綿棒で掃除するようにという公式の案内を見つけたので、やってみた。

フィルムは黒ではないのだが、似たようなフィルムを綿棒で掃除した。それほど汚れが確認できたわけではないが、その後印刷した文書はきれいに印字された。

まだいける。

近所の生産緑地地区の梅圃

 

名古屋農業センターのしだれ梅の蕾は固かったが、近所の梅圃の梅は八分咲になっていてきれいだ。

 

最近、咬み合わせが悪いのか、硬いものを噛んでいると、左顎が痛くなることがある。体の歪みとか、凝りとか、もしかしたら少しの歪みが関係しているのかもしれない。整体に行く代わりに、徒歩でぶらぶらして体のバランスの悪くなっているところを矯正できるものかは知らないが、試しに歩いてみた。

 

まず数カ月先のチケットを発券するために2つ目に遠いコンビニへ行った。さらに足を伸ばして八幡宮にも行くことにした。境内に子どもたちが遊び、にぎやかで良かった。お参りのあと、お隣の菓子舗で団子と栗蒸し羊羹を買ってきた。どちらも美味しかったが撮影していない。

 

結局1時間ほど歩き、気分はいいが、歩いていると鼻炎の症状が出るのが残念だ。さらに、帰宅後に横になっていると、足がつって痛いのも残念だ。どこも痛くもないし悩みもない日々ってありうるのかしらん。

豊田市美術館:未来って

『未完の始まり:未来のヴンダーカンマー』展へ。

豊田市美術館の背景の空は青ければ青いほどいい。


Wunderkammerは「脅威の部屋」で、15世紀イタリア、16世紀ドイツなど、18世紀ぐらいまで続く、珍しいものを陳列する博物館の前身のような陳列室のことだという。

 

そういう怪しげなわくわく感はなく、普通の現代アートだった。

「未来」における分類不能異世界の文物というコンセプトに対しては、発想とその表現力を求めたいが、鑑賞者の発想力を凌駕するほどの脅威は感じなかった。

 

展示物と連動しているわけではない長い映像作品は、美術館に”陳列”する必要があるのかは疑問に思っている。たいていは、途中で見始めて途中で出てくることになる。はじめと終りがある作品は椅子がある上映会場か、家で見ればいいように思う。どこを切っても楽しめる作品で、鑑賞時間も短いもの、他の展示物と関連があるものなどは許そう。


撮影許可の試みをしているようで、スマホは持っていたけれど、撮影したからといって利用することがなさそうだなあと思う。この展覧会は混雑はしていなかったので、他の人が撮影しているのは邪魔には思わなかった。

 


帰りに手巻き寿司の材料を買ってきた。節分だからというわけではない。

東街道の手打ちうどん

 

暖かかった昨日に比べると、風が強く寒い本日、仕事が一段落したので旧東海道沿いのうどん屋さんで天ぷらうどんを楽しんだ。揚げたてのエビや野菜、手打ちの麺、ちょっとした楽しみで、年に何回かは食べている。

今日のおうどんは柔らかめだった。柔らかいのも、硬めのも、どちらもいい。

偶然にも、学生時代にブラスバンド部だったということで、金管楽器の話で盛り上がった。

 

帰宅して、今日の軽めの仕事を済ませると、もうすぐ夕飯の時間である。

gmailアカウント内のメールをPCのメールクライアントへコピー

法人のメールアカウントはgmailが利用されているが、メールを全部ローカルにコピーしてバックアップしておく作業をしている。

特に目的があるわけではないが、退職時などに備えて私的なメールの紛失を避けるぐらいのつもりである。

 

で、そのやり方が合っているのかどうかは分からないけれど、とりあえずOutlookでダウンロードしている。これは同期されているのか、コピーをダウンロードできているのかよくわからない。一応、gmailアカウント側で削除したメールも、Outlook側には残っているので、たぶんコピーをダウンロードしているのだと思う。

 

作業の進捗もよくわからない。

いろいろクリックしていると問題が起きたりするので、慎重に触っていたら、作業60%まで完了のようなグラフが出てきたが、どこをクリックしたのか忘れてしまった。

それぞれのボタンの名前を見ただけでは、それがどういう機能を担っているのか分からない。購読フォルダってなに?

 

そうはいっても、しばらく後にはパソコンを買い替えたり、クライアントも古くなって、結局メールも閲覧出来ないってなこともありうる。Windows7で使っていたThinkpadではWindowsLiveメールというのが標準で入っていたので、同じようにgmailのバックアップをしていたが、廃止になったので、ThinkPadごとサヨナラした。その前にはBechky!を使っていたが、形式が特殊でThunderbirdなどへの変換が面倒だったので、当時のメールもアドレスも忘れ去られている。

まあ、それでいいんですけどね。過去なんて。

名古屋農業センター一部オープン

 

改修で閉鎖中の農業センターだが、昨年度秋から農産物を売る「なごや市場」を含む一部が新装オープンしている。写真のとおり、新しい建物になっている。

内装も変わっている。野菜や果物をそれぞれ区分けした売り場になり、分類して並べられるようになっている。壁周りの棚には、乾物やだしなどの食品が収まるようになり、見やすくなった。

 

売られているものは以前とそれほど変わらない。

牛乳や卵、乳製品などは、牛舎や鶏舎の工事中で、4月には戻ってくるということだ。

レジ対応なども以前と全く同じで、そこは懐かしいと言ってもいいぐらいの印象だった。

 

さっそく芋とかチンゲン菜とか、手作りクッキーとかを買ってきた。

 

農業センターは、今春のリニューアルオープンを目指しているということだ。

すでに昨年度秋にBBQ広場が整備オープンしている。さらに春までにカフェや動物ふれあい広場などもできるらしい。

ミルク工房が待ち遠しい。

 

リサイクル

購入する洋服すべてが大成功というわけではない。10点買ったら1点は間違いも起こるだろう(正確な割合は未調査)。

 

あまり着ていない服ほど、長年劣化せずにタンスの奥で温存される。今年こそは着ようと思ってタンスから出してみても、あまり使い勝手のよくない服というのはあるものだ。またしまって、長年保管されるだけになる。

 

昨今は、そういう洋服はネットオークションに出品したり、実店舗へ売りに行ったりして現金に変えることが盛んに行われていて、それはいいことだと思う一方、圧倒的に面倒である。

 

そもそも、処分するかどうか迷っているので決断できない。中には、すでに捨てる覚悟をしてごみ袋に詰めたのに、また引っ張り出して着ている服もある。ごみ袋に詰まったまま放置されている服もある。

 

話が長くなったが、今日はついに、スーパーの駐車場で毎月1回などやっているリサイクル品の収集場へ行くことができた。「資源として出していただいた「衣類・布類」は、中古衣料品としてリユースされたり、自動車の内装材や工業用のぞうきんなどにリサイクルされます。」と書かれているのを読むと、捨てるわけではない、再利用だという勇気が得られる。

岩津天満宮

新年の早い時期に、岩津天満宮のお守りチャームが外れていたことをここに書いたことがあった。自分や車の調子も狂いがちだったので、牛のお守りのことが気になっていた。そこで、気休めに岩津天満宮へ行ってきた。

 

自宅にランチになるような食材がなかったので、天満宮へ向かう途中のパン屋で簡単に食事をしてからでかけることにした。クロワッサンとオレンジロールを淹れたてのコーヒーとともに味わっていると、美味しいものを食べることで回復するなにかがあることを感じる。

ゆっくりしたかったが、12時過ぎに行列ができてしまって、なんとなくじっくりと座っていられなくなった。というわけで、食事をしながらゆっくり経路を調べようと思っていたのに、あまり準備なしでナビを頼りに岩津へ向かった。

 

岩津町は愛知県岡崎市になる。岡崎と言っても駅や岡崎公園などがあるディープな岡崎ではなく、豊田市を抜けたあたりである。平日のトヨタの工場間を行き来する大きなトラックの合間を、応急修理が心許ないタイヤで走っていると、「ああ、ここだ」という岩津天満宮の登り口に着いた。

急な坂を登ると谷の向こうに「岩津天満宮」の幟が見える。細い橋を渡って鳥居までたどり着くと、そこから駐車場まで最も急な坂になっている。

 

登り切ると、自力で階段を登らなくても本殿まで行ける。

駐車場にも境内にも、新年の初詣や、厄除けの神事、受験のご祈祷などの催しが大々的に行われた形跡が認められるが、今日はそうした催しもなく、梅の見頃でもなく、人気がない。強風だけが吹きすさんでいる。スマートホンを車の中に置きっぱなしにして本殿前に着いてしまった。撮影はいっさいなしである。

撫で牛の頭を撫でて、お参りして、お守りの牛をお返しして、今回は「厄払い」のお守りをいただいてきた。

 

ところで、岩津天満宮にはおしゃれな(と言われる)喫茶スペースがある。前回は休業していて(コロナ禍で)入れなかったので、今日こそはと思ったら、今日もお休みだった。しかも臨時の。

 

なにこれ、厄除守もらったばっかりなんだけど、とは言わずにすごすごと退散した。

 

駐車場に戻って、梅の様子を撮影(咲いていない)。

帰宅して、「厄除守」を撫でながら仕事をしていると、一本のメールが入った。胃が痛くなるような問題勃発の連絡である。問題を切り分けながら、明日から週末で身動きが取れないので、週明けに考えることにした。

 

さっそく、厄除けの効果が問われる。

 

前回のお参り

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名フィル名曲シリーズ89

開演前の五重奏@ホワイエ

 

シューベルトの「グレイト」目当てでチケットを取ったのが昨年の10月頃だった。金山の市民会館フォレストホールのシリーズだが、会場が古いし低音が聞こえにくいので、あまり行ったことがない。久しぶりだ。

 

モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299[オーボエとハープ版]*シューベルト交響曲第8番ハ長調 D 944『グレイト』

 

ハンスイェルク・シェレンベルガー(指揮,オーボエ*)
マルギット=アナ・シュース(ハープ)*

 

前半Mozartはオーボエと指揮をシェレンベルガーが担当している。フルートとハープのための協奏曲の、フルート部分をオーボエで演奏している。なめらかで澄んでいる。ちょっと座席が遠くて聞き取りにくくはあったが。

 

後半のグレイト(交響曲第8番)ではオーケストラの規模が大きくなる(ハープはない、オーボエ名フィルメンバーが担当)。ホルンから始まり管楽器、特に木管が主旋律なので、目を凝らして弦楽器の後ろのほうを見つめながら聴いた。

 

演奏は軽妙な入り組み具合も迫力も発揮されていて満足だが、音は少し大きめになったものの圧倒感というほどではなかった。

 

会場がもう少し小さいホールだと良かっただろうなあと思っている。しばらく愛知芸術文化センター改修中だし、たぶん大人の事情などもあって仕方ない。

タイヤに釘(木ネジ)

交換して3か月の新しいタイヤに釘(正確には木ねじ)が刺さったのである。

このタイヤ、新品だと刺さりやすいのか疑惑(たぶん偶然)。

 

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月曜、ヘアカットにでかけた。その後、買い物にも行った。

火曜、乗車したら「左リアタイヤ」の警告が出た。空気圧低下という。

雪予報で急に寒くなった、その温度差で空気圧が低下したなら4本とも下がるはずである。1本だけって、心配だ。すでに夜でタイヤの点検もできないので、一晩寝かせた。

水曜、タイヤを確認したけれど、何も刺さっていない様子である。

朝一番でディーラーへ。すぐに見てくれた。

しばらくすると「釘が刺さってます」と。釘が内側から、斜めに入っている写真を見せてくれた。ひー。

応急修理をしてくれて、タイヤ交換を言い渡された。「この位置は修理ができないんです」とのこと。

 

タイヤの穴は修理可能か不可能か

タイヤの釘穴は、修理可能・不可能な部分があるという。

路面への接地面(溝が入っている部分)なら修理可能、側面など溝のない部分は修理不可能であるという。しかも、今回は接地面と側面の境目の平らではない部分の損傷であるため、できるだけ早くタイヤ交換をすべし、という話である。にゃ~

 

いくつかの謎

そもそも、タイヤに釘などが刺さる確率ってどのぐらいなんだろうか。

2019年1月に、このタイヤで乗り始めたが、釘がこんなに刺さるのは初めての経験だ。

タイヤが古くなってツルツルになると、釘が刺さるリスクが高まるというが、逆の傾向だ。

タイヤは、前輪のほうが釘刺さりリスクが高いという。2019年は2回とも右前のタイヤだった。しかし今回は左リアタイヤで、真逆である。

そして、内側から斜めに釘が刺さるなど、非常に稀なのではないか。

サイドミラーにかすり傷

胃腸の弱さを嘆きながら出勤した昨日。

勤務先に到着する直前に「パコッ」という音がした。音の方を見るとサイドミラーが閉じている。ああ、電柱にかすったのだ。

自分がこわい。

 

勤務先駐車場に止めてから様子を見ると2センチぐらいのかすり傷で済んでいる。

 

その後、勤務先の鍵を開けて入る部屋に入ろうとしたら、キーホルダーとして使っている岩津天満宮の牛が取れていた。

 

いろいろと不吉だ(胃をさすりながら)。

胃炎か逆流性食道炎だ

2017年の新年明けて胃が痛いというようなことを書いた。

あれから7年も経過したのかというのも驚くが、久しぶりに胃が痛い。

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このときは胃カメラで検査するまで進んだが、一時的なものだと言われた。

 

それ以来、労りながらの食生活ではあるが、胃腸薬を常時服用するようなことにはなっいない。

 

それが、この年末から年始にかけて文字通り胃が痛いことがいろいろ起こって疲労してしまい、それが胃にも伝わってしまったようである。

 

蓄積する疲れに上乗せするように、今週は土曜に休めない仕事があった。にもかかわらず前日の金曜日に喉の調子に疑問が出て、急遽薬局で喉に直接吹きかけるスプレーをかけて初期消火(初期炎症消化というか延焼消化というか)に務めるなどに続き、土曜の当日にめまいが収まらず、つらい勤務日になった。

そういうのが全部、胃の方へチクられていくのかもしれない。

 

それでも松の内は、調子は低めながら安定していた。

お菓子も楽しんだ。

 

きれいな模様の羊羹は、両口屋是清の干支羊羹「辰」。

 

会話を哲学する

会話を哲学する 三木那由他 | 光文社新書 | 光文社

 

Kindleセールで半額だったのだが、これを買ったのは失敗だった。

半額でも、こんなに買って損したと思った本はめずらしい。

 

哲学分野とはいえ、言語哲学の先行研究の扱いが悪い。先学との議論もなく、それらの研究を超えてもいない。

 

漫画研究としても浅い。

帯に「うる星やつら」を見せるなどしている出版社も悪い。

 

それと、なによりも、文体がひどくて読もうにも、読めない。

教養としての建築入門

坂牛卓『教養としての建築入門』は、中公新書の入門書である。

www.chuko.co.jp

新書の入門書は、ある程度の専門知識も必要という場合も多く、最後まで読めない本もあるが、これは違う。ほんとうに「教養として」読める。

序章 建築の歴史
第1部 観賞論―建築の見方(機能の器;美の器;アナロジー
第2部 設計論―建築の作り方(建築の設計とは何か;頭の中で考える;スケッチや模型で考える;実物を見て考える;建築家という職業)
第3部 社会論―建築の活かし方(世相が建築に映る;人や社会が建築を変える;政治と経済が利用する)
終章 建築の基礎

 

とくに、第1部の建築の見方をアナロジーで展開するところが鑑賞専門の人にも役立つし、読み物として面白い。